第7回大会のご案内

第8回大会準備委員会 委員長
宮城まり子
(立正大学心理学部助教授)

宮城まり子photo

日本産業カウンセリング学会第8回大会は、2003年9月19日(金)、20(土)、21(日)の3日間にわたり、 立正大学(東京・山の手線五反田駅、又は、大崎駅より徒歩7分)のキャンパスにおいて開催される予定です。 学会員の皆様の多数のご参加を心からお待ちしております。

参加ご予定の学会員の皆様に実り多いよい学会となりますよう、 現在大会準備委員会は多くの関係者のご協力のもと総力をあげて準備を行っております。 ここでは、現在の段階での第8回大会のプログラムを皆様にご紹介させていただきます。 プログラムや講師などに関しては、今後多少の変更があることと思いますが、どうぞご了解ください。 全国の産業カウンセリング学会員の皆様に、9月19、20、21日の3日間、立正大学のキャンパスでお目にかかれますことを今から大変楽しみにしております。 概要は以下のようです。

日本産業カウンセリング学会第8回大会プログラム

大会テーマ
『今、人を支えることの価値?激変する産業社会のなかで?』

激しく変化する産業社会のなかで、企業・組織で働く多くの人々や倒産、リストラなどにあった失業者達が、これまでにない強いストレスにさらされ精神的に悩み苦しんでいます。 今、産業カウンセリングは果たしてどのような役割をはたすことができるのか。また、そこでの価値とは何かなどについて、ご一緒に改めて考え、人々が安心して生き生きと意欲的に働くことができる産業社会、 環境づくりに、いかに貢献するかを大会テーマとします。

2003年9月19日(金)
 ──日本産業カウンセリング学会研修日

【研修会プログラム】
今回、さまざまな研修プログラムを豊富に用意しました。
午前(2時間30分)のプログラム、午後(2時間30分)のプログラム、また1日(5時間)のプログラムでは、単に理論だけでなく実際の演習なども取り入れて行います。
研修会への沢山のご参加を期待しております。

  
1.Aコース・午前(9:30~12:00)の研修プログラム
@メールカウンセリングの実際
 (新たなサポートの取り組み)
―東京メンタルへルスアカデミー
渋谷 英雄
Aブリーフセラピーとそのアプローチ ―立正大学 若島 孔文
Bワークシェアリングの実践と課題 ―社会経済生産性本部 尾崎 陽二
C心理アセスメントの理論とその方法 ―立正大学 松原 達哉
D精神医学の基礎知識 ―立正大学 西松 能子
2.Bコース・午後(13:00~15:30)の研修プログラム
@論文の書き方 ―目白大学 森田 一寿
A認知行動療法 ―筑波大学名誉教授 内山喜久雄
B家族療法の考え方とその実際
システム概念を巡る誤解を越えて
―東北大学 長谷川啓三
Cカウンセリングマネジメント ―社会経済生産性本部 廣瀬 晴生
Dキャリアカウンセリングの技法 ―立正大学 宮城まり子
3.Cコース・1日(9:30~15:30)の研修プログラム
@コラージュ療法 ―東北文化学園大学 青木 智子
A交流分析の理論と演習 ―立正大学 繁田 千恵
B論理療法 ―聖心女子大学 橋口 英俊
C職場の不調者への対応とその取り組み
 (事例研究)
―ヒューマンリエゾン 菊地 章彦
D選択理論と現実療法 ―立正大学 柿谷 正期
E構成的グループ・エンカウンター ―慶應義塾大学 村瀬 旻
―東京経営短期大学 小川 待子
Fマイクロカウンセリング ―立正大学 楡木 満生
G内観法 ―大阪大学 三木 善彦

自主シンポジウム(15:45~18:00)

多数の自主シンポジウムの企画を受け付けますので、ぜひ企画されご参加ください。これまでにないシンポジウムの企画を多数お待ちしております。

2003年9月20日(土)
 ――日本産業カウンセリング学会大会(第一日目)

9:00 大会開会挨拶-大会会長・立正大学 松原 達哉
9:10 学会賞受賞者による講演会
①日本女子大学名誉教授
②前関西カウンセリングセンター理事長
③アメリカンエクスプレスインターナショナル
 
杉溪 一言
古今堂 紘
(代読)細川 恭子
10:45 個人研究発表、ポスター発表
  (12:00学会理事会)
13:00 日本産業カウンセリング学会総会
13:55 松原達哉学会会長 講演会「メンタルヘルスの早期発見と自死予防策」
14:30

大会記念講演「人生80年時代の生き方・働き方」

さわやか福祉財団理事長 堀田 力

堀田 力photo

プロフィール
昭和33年京都大学法学部卒業後、検事として活躍され、特に東京地検特捜部検事としてロッキード事件を担当。その後、平成3 年検事をご退官後、『さわやか法律事務所』及び『さわやか福祉推進センター(平成7 年4 月さわやか福祉財団となる)』を開設され、高齢杜会へ向け介護の社会化の問題をはじめとして幅広くご活躍です。
主著として『おごるな上司』『壁を破って進め』『心の復活』『生きがい大国』『中年よ、大志を抱こう』『少年魂』他多数。

15:50

ラウンドテーブル・基調講演
 「産業構造の変化と人事大改革の時代」

メックヒューマンリソース 杉 忠重

16:25

ラウンドテーブル分科会
それぞれの興味関心領域テーマにそって分科会に分かれ、参加者同士で活発な情報交換や意見交換を行う場にしたいと考えています。それぞれご関心のあるテーマのグループに自由にご参加ください。

1) 組織のメンタルへルス教育の要点

コーディネーター 北里大学名誉教授  高田 勗
東京メンタルヘルスアカデミー  武藤 清栄

2) EAPのありかたとその役割

コーディネーター (株)イープ  市川 佳居

3) カウンセラー資格とその実際

コーディネーター 立正大学  楡木 満生

4) 再就職支援におけるキャリアカウンセリングの実際と課題

コーディネーター (株)キャリアプラザ  堤 貞夫

5) 企業における休職・職場復帰プログラム

コーディネーター 元セイコーエプソン 社員相談室  濱 幸男

6) 自律的キャリア形成支援のための社内インフラの整備

コーディネーター 産能大学 モルゲン人材開発研究所  大澤 武志
澤田 富雄

7) 産業カウンセラーの質的向上とスーパービジョンのあり方

コーディネーター 元筑波大学  中澤 次郎

8) 働く女性のライフキャリアとストレス

コーディネーター 日本産業カウンセラー協会  安藤 一重

9) 企業のメンタルへルス最新情報とその課題

コーディネーター 社会経済生産性本部  同上  今井 保次
根本 忠一

18:45 大会懇親会

自主シンポジウム(15:45~18:00)

多数の自主シンポジウムの企画を受け付けますので、ぜひ企画されご参加ください。これまでにないシンポジウムの企画を多数お待ちしております。

2003年9月21日(日)
 ――日本産業カウンセリング学会大会(第二日目)

9:00 個人研究発表
ポスター発表
ラウンドテーブル 討議内容ポスター報告松原 達哉
13:00 記念音楽会(立正大学吹奏楽部演奏会)
13:45

大会シンポジウム①
「カウンセリングの国際比較
 ―日本・米国・中国・韓国・その他アジア諸国」

総合司会 立正大学 松原 達哉
シンポジスト 中国- 樊 富ファン(王+民)
韓国- 洪 裕碵
日本- 市川 佳居

15:25

大会シンポジウム②
「キャリアコンサルティングの役割と今後の方向性」

総合司会 拓殖大学 木村 周
シンポジスト 人材開発協会 大関 義勝
中央職業能力開発協会 西松 公子
立正大学 宮城まり子

17:00 大会終了予定

第8回大会プログラムスケジュール

9月19日(金)
9:30 午前プログラム研修会
12:00 午前プログラム終了
13:00 午後プログラム研修会
15:30 午後プログラム終了
15:45 自主シンポジウム
18:00 自主シンポジウム終了
9月20日(土)
9:00 大会開会挨拶
9:10 学会賞受賞者講演
10:45 個人研究発表会
ポスター発表
12:00 学会理事会
13:00 学会総会
13:55 学会会長講演
14:30 大会記念講演
「人生80年時代の生き方・働き方」
15:50 ラウンドテーブル
基調講演会
16:25 ラウンドテーブル分科会
18:45 懇親会
9月21日(日)
9:00 個人研究発表
ポスター発表
ラウンドテーブル
討議内容ポスター報告
12:00 昼食休憩
13:00 立正大学
吹奏楽部演奏会
13:45 大会シンポジウム(1)
「カウンセリングの国際比較」
15:25 大会シンポジウム(2)
「キャリアコンサルティングの役割と今後の方向性」
17:00 大会終了

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