「苦悩する時代と社会に向けて~緊急課題と産業カウンセリング~」という大会テーマを掲げ、関西で2回目となる日本産業カウンセリング学会の第9回大会を大阪で開催致します。
大会会場を大阪国際学園・大阪国際大学(守口キャンパス)と定め、第1日目のシンポジウムでは、「産業カウンセリングの理念とビジョン」をテーマとして議論していただき、2日目はこれに引き続いて、「産業カウンセリングの効力性(実効性)」に焦点を当てて議論を深めていただきます。2日間のシンポジウム、記念講演、ラウンドテーブルディスカッションを経て、本会の大会テーマに迫っていただき、本学会員として「理念、ビジョン、アイデンティティを志向し、枠のしっかりした実践を行っていくには如何なる道筋を選択すべきか」を模索していただこうと考えております。
そのことによって本学会は勿論のこと、産業カウンセリングそのものにとっても今後の展望が大きく開けてくるきっかけが生まれてくるのではないかと考え、本大会の企画構成を試みております。
本大会の2日目には本学会総会も開催されます。学会員一千有余人を擁する本学会の総会です。骨太の基盤の確固たる学会としての総会が盛会であることを願っております。暑さも幾分和らいでいることと思います。
多くの学会会員の方々の研究発表へのご参加と大会並びに総会へのご出席をお待ち致しております。
第9回大会準備委員長 杉山太郎
(大阪国際大学短期大学部)
大会テーマ『 苦悩する時代と社会に向けて~緊急課題と産業カウンセリング~ 』
産業カウンセリングのかかえる課題はもちろん、産業社会そのものを取り巻く状況もきわめて厳しい。日本産業カウンセリング学会は、こうした社会状況に積極的に取り組むべく、すでに、第7回大会(2002年)で「本格的な失業時代における産業カウンセリングを考える」をメインテーマにし、第8回大会(2003年)では、前回大会のテーマを受け継いで「"今、人を支える価値"~激変する産業社会の中で~」をメインテーマにして議論を進めてきた。
今回、第9回大会(2004年)では、前2回の大会テーマがとらえてきた問題意識を真摯に受けとめ、かつ、具体的に新しい取り組みの道を模索していくことができるよう「苦悩する時代と社会にむけて~緊急課題と産業カウンセリング~」をメインテーマとして掲げた。時代と社会で明らかになってきているさまざまな緊急課題に対して、産業カウンセリングがどのように応えていけるのかについて、学会として積極的に取り組む機会になるものと期待している。
(1) 会期 2004年(平成16年)8月20日(金)~22日(日)
(2) 会場 大阪国際大学 守口キャンパス
大阪府守口市藤田町6丁目21-57
(3) 交通
●JR新大阪駅より約40分
地下鉄御堂筋線にて淀屋橋へ、京阪本線乗り換え
普通電車にて「大和田駅」下車徒歩5分
準急電車にて「萱島」駅下車徒歩8分
●JR大阪駅より約30分
地下鉄御堂筋線にて淀屋橋へ、京阪本線乗り換え、同上。
JR環状線にて京橋へ、京阪本線乗り換え、同上。
●大阪国際空港(伊丹空港)より50分
大阪モノレールで門真市駅へ京阪本線乗り換え、普通電車にて
「大和田駅」下車徒歩5分
8月20日(金) ― 研修会 | |
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9:30 | 午前の部受付開始 |
10:00 | 研修開始 A~Fコース |
12:30 | 昼食休憩 |
13:30 | 研修開始 G~Lコース Lコースのみ 14:00~16:30 |
16:00 | 午後プログラム終了 |
16:30 | 自主シンポジウム |
18:30 | 自主シンポジウム終了 |
8月21日(土) ― 第9回大会 | |
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8:30 | 受付開始 |
9:00 | 開会挨拶 |
9:10 | 受賞者記念講演 |
10:30 | 個人研究発表/T |
12:00 | 昼食休憩・理事会 |
13:00 | 学会総会 |
13:45 | 大会準備委員長挨拶 |
13:55 | 学会長挨拶 |
14:20 | 大会企画シンポジウム/T |
17:00 | 大会記念講演・対談 |
18:30 | 大会記念講演・対談終了 |
18:50 | 懇親会 |
20:30 | 終了 |
8月22日(日) ― 第9回大会 | |||
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8:30 | 受付開始 | 10:00 | 学会企画 シンポジウム |
9:00 | 研究発表/U | ||
10:20 | 休憩 | ||
10:30 | 個人研究 発表/V |
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12:00 | 昼食休憩 | ||
13:00 | 大会企画シンポジウム/U | ||
15:40 | ラウンドテーブルディスカッション | ||
17:30 | 各部屋で終了 |
■2004年8月20日(日)
―― 研修会(10:00~16:00)
自主シンポジウム(16:30~18:30)
9:30 | 研修会 受付開始 |
10:00 | 午前の部(10:00~12:30) Aコース キャリアガイダンスとカウンセリング 三川 俊樹(追手門学院大学) Bコース 今日的適応人間像(スライスパーソナリティ)の特徴を考えた現場のカウンセリング 川上 範夫(奈良女子大学) Cコース 職場における怒りのマネージメント 千葉 征慶(富士通) Dコース あなたのストレスとります元気マネージメント「自律訓練法」 下口 雄山(日本メンタルカレッジ) Eコース 職場のストレスと精神科医療~悩めるサラリーマンとの接し方~ 平井 孝男(平井クリニック) Fコース 職場におけるこころとからだ 黒木 賢一(大阪経済大学) |
12:30 | 昼食休憩 |
13:30 | 午後の部(13:30~16:00・但し、Lコースのみ14:00~16:30) Gコース 論文の書き方、研究発表のしかた 森田 一寿(目白大学) Hコース イメージ法から個と組織の関係を診る 倉戸 由紀子(追手門学院大学) Iコース 企業内でのカウンセリングの新しい役割 和田 憲明(三菱重工業長崎) Jコース 産業現場のカウンセリング~昨今の抑うつ問題を中心に~ 増井 武士(産業医科大学) Kコース 実際例を通して考える産業カウンセリング 池見 陽(神戸女学院大学) |
16:00 | 大会受付開始(研修会より引き続き参加の場合は、受付不要) |
16:30 | 自主シンポジウム 昨年に引き続き、研修会の後に自主シンポジウムの時間を設けました。多数の企画をお待ちしております。 |
18:30 | 終了 |
■2004年8月21日(土)
―― 大会第一日目・懇親会(9:00~20:30)
8:30 | 受付開始 | |
9:00 | 開会挨拶 大会会長 大阪国際大学短期大学部 杉山太郎 | |
9:10 | 受賞者記念講演 |
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10:30 | 個人研究発表T | |
12:00 | 昼食休憩 | |
13:00 | 日本産業カウンセリング学会総会 |
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13:45 | 大会準備委員長挨拶 大会会長 大阪国際大学短期大学部 杉山太郎 | |
13:55 | 学会長挨拶 学会長 立正大学 松原達哉 | |
14:10 | < 休憩 > | |
14:20 | 大会企画シンポジウムT 『緊急課題としての産業カウンセリングのアイデンティティ』 コーディネーター 川上 範夫(奈良女子大学) |
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シンポジスト |
職場問題状況の本質 菅野 泰蔵(東京カウンセリングセンター) 緊急課題としての抑うつ問題 大野 裕(慶応大学保健管理センター) 「キャリアコンサルタント」の専門性 宮城 まり子(立正大学) 「産業臨床学」の提唱 川上 範夫(奈良女子大学) 指定討論 大澤 武志(流通科学大学) |
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15:10 | < 休憩 > | |
17:00 | 大会記念講演、対談、ディスカッション |
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18:50 | 懇親会 |
■2004年8月22日(日)
―― 大会第二日目(9:00~17:30)
8:30 | 受付開始 | ||
9:00 | 個人研究発表/U | ||
9:00 | 学会企画シンポジウム |
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シンポジスト | 内山 喜久雄(筑波大学名誉教授) 島津 明人(広島大学) 山本 克秀(相談室アガペ) 杉 忠重(メックヒューマンソース) |
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ディスカッサント | 奥津 真理(日本労働研究機構) 吉田 博(東京三菱銀行健康相談室) |
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企画・司会 | 武藤 清栄(東京メンタルヘルス・アカデミー) | ||
10:30 | 個人研究発表U | ||
12:00 | 昼食休憩 | ||
13:00 | 大会企画シンポジウム/U |
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コーディネーター | 楡木 満生(立正大学) | ||
シンポジスト | EAPと産業カウンセリングの効力性 |
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指定討論 | 三川 俊樹(追手門学院大学) | ||
15:30 | < 休憩 > | ||
15:40 | ラウンドテーブルディスカッション |
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17:30 | 懇親会 |
(1)申込方法
申込締切 2004年 5月31日(月)
(2)払込先
同封の払い込み用紙をご利用下さい。
郵便局備え付けの用紙をご利用の場合は、必ず通信欄に金額の内訳をご記入下さい。
大会諸費用の払込期限 2004年6月30日(水)
郵便振替口座 口座番号 00980-2-268776
加入者名 日本産業カウンセリング学会第9回大会
(3)諸費用一覧
(1)申込方法
※ 多くの方に個人研究発表をしていただきたく、今大会では、発表申込受付期間を長く設定しています。皆様の発表申込をお待ちしています。
(2)発表形式及び要件 原稿作成要領は後述をご覧下さい。
(ポスター発表はありません。)
〔口頭発表〕:発表時間30分、(発表及び質疑応答含む)
個人発表者ならびに連名発表の筆頭発表者は、次の条件を満たしていることが必要です。
1)2004年5月31日現在及び大会当日「日本産業カウンセリング学会」の正会員であること。
2)2004年度の年会費を納入済みであること。
3)発表申込を5月31日(月)までに行うこと。
※連名発表者は大会に出席して発表・討議に参加してください。
(3)自主シンポジウムの形式及び要件
(原稿作成要領は後述をご覧下さい)
会員の自主企画・運営による自主シンポジウムを募集します。
開催を希望される方は、企画責任者が次の要領で手続きをしてください。
但し、企画者は本学会正会員であること。シンポジスト・指定討論者は、その限りではありませんが、非会員として大会参加を申し込み、予約参加費を期日までに納入してください。
シンポジウム時間:120分
提出資料:テーマ、連絡先、全出演者の氏名・所属、提案要旨(400字)
自主シンポジウムの企画者は論文原稿を、右ページの論文原稿作成要領にあわせて作成してください。
日 時 : 8月21日(土) 18:50~20:30
場 所 : 大阪国際大学 守口キャンパス内 ブラウジングルーム
※お誘い合わせのうえ、多数のご参加をお待ちしています。
大会当日は、学生食堂が営業しております。ご利用ください。
宿泊に関しましては、別紙に会場に近い宿泊先をご紹介しております。
お申し込みは、各自、ホテルに直接ご予約ください。
5月31日(月) 発表・自主シンポジウムの申込締切
6月30日(水) 発表・自主シンポジウムの論文集原稿締切
予約参加・研修会参加の申込締切、諸費用納入締切
7月上旬頃 プログラム発送(会員及び予約参加者)
7月末頃 論文集発送(予約参加者)
〒530-0044 大阪市北区東天満2-10-41 YFC会館3F
財団法人 関西カウンセリングセンター 内
日本産業カウンセリング学会第9回大会準備委員会事務局
TEL 06-6881-0300
FAX 06-6881-1317
なお、ご住所等の変更がありましたら、学会事務局にお知らせいただくとともに、上記第9回大会準備委員会事務局にも郵便またはFAXにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。
今後、ご案内等が滞ることなくお手元に届くようにさせていただきたいと存じます。
論文集掲載原稿は次の要領で作成してください。
今大会では、発表申込者に別途原稿作成要領を送付いたしません。
発表申込の方は、以下を熟読の上、原稿を作成し期日までに大会準備委員会事務局へご郵送ください。
(1)研究発表
1)原稿用紙と記入方法
ワードプロセッサー、パソコンワープロソフトを使用し、黒で鮮明に印刷してください。
用紙は、A4版上質紙等を使用してください。(感熱紙は不可)
文字は、明朝体で揃えてください。
1ページは24字×45行×2段を基本に、次ページのレイアウト図を基準に作成し、2ページ分、または4ページ分を提出して下さい。3ページになりますと右側が空欄のページとなりますので、原稿はかならず2ページまたは、4ページでお送り下さい。(できるだけ4ページ分で作成してください。)
ご使用の機種や設定によっては困難な場合もあると存じますが、可能な範囲で標準仕様に形式を合わせていただきますようご協力お願い致します。
2)表題、本文のレイアウト
「題目」は、1,2行目に本文より大きい文字を使用して記入してください。
「氏名」は3行目で、連名発表者がいる場合には、口頭発表者の氏名の前に○印をつけて記入してください。
「所属」は4行目にかっこでくくって記入してください。連名発表者の所属が同一であれば、ひとつだけ記入してください。所属が大学の場合、学部まで記入し、大学院生は研究科名を記入してください。連名者が多数の場合は、一般に通用する略称を用いても差し支えはありません。
「本文」は必ず6行目から書き始めてください。
題目の字数、副題などの関係から、上記の行数を若干変更しなくてはならない場合は、印字範囲の枠をはみださないように本文を削るか、行間をつめて印字してください。
本文末にキーワードを3個程度入れて下さい。
3)図・表・写真
図・表・写真の合計面積が原稿全体の1/3を越えないようにしてください。
図・表は原稿用紙に直接記入するか、別紙に書いたものを貼り付けてください。
大きく書いた図や表を縮小したものを貼り付けても差し支えはありません。
縮小コピーをくりかえすと見えにくくなることがありますのでご留意下さい。
写真掲載の場合、写真は原稿用紙に貼り付けないで、裏面に研究発表者の氏名、写真番号、タイトル、大きさ(縦・横の長さ)の指定などを記入してください。
4)原稿の郵送
原稿は折らずに、必ず簡易書留で郵送してください。(E-MAILでの送信はご遠慮下さい)
プログラム編成、座長依頼等に使用しますので、原稿のコピーを2部必ず同封してください。
ひとつの研究グループが、同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括郵送してください。この場合、封筒に「一括発送」と明記してください。
(2)その他
1)発表用具について
OHP・スライドプロジェクター、パソコンプロジェクターについては準備が可能です。
使用希望者は発表申込の所定欄に記入してください。事前に申し込みがない場合は使用できません。また、会場の都合でご希望に添えない場合があります。その場合には、事前にご連絡いたしますのでご了承下さい。
当日配布の資料につきましては、発表者が必要部数(50枚程度)をご用意下さい。
2)原稿提出期限
2004年6月30日(水) 必着でお願い致します。
なお、お送りいただいた原稿の訂正はできません。
訂正が必要なときは、大会当日正誤表を各自で配布していただくことになりますのでご留意下さい。
3)原稿等関係書類送付先
〒530-0044 大阪市北区東天満2-10-41 YFC会館3F
財団法人 関西カウンセリングセンター 内
日本産業カウンセリング学会第9回大会準備委員会事務局
原稿標準仕様 左右余白 1.5cm 上下余白2.5cm
原稿1枚目の様式
原稿2枚目~4枚目の様式
準備委員長 | 杉山太郎(大阪国際大学短期大学部) |
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副準備委員長 | 川上範夫(奈良女子大学) 三川俊樹(追手門学院大学) |
顧問 | 倉戸ヨシヤ(関西大学) |
準備事務局長 | 井本恵章((財)関西カウンセリングセンター) |
準備委員 | 飯田眞哉(HR NETWORK IIDA) 池見 陽(神戸女学院大学) 大野英一(カウンセリング・オフィスにじの橋) 黒木賢一(大阪経済大学) 千葉征慶(富士通) 平井孝男(平井クリニック、新大阪カウンセリングセンター) 平川完((財)関西カウンセリングセンター人材開発研究部) |
アドバイザー | 楡木満生(立正大学) 小澤康司(立正大学) |
事務局担当 | 谷垣郁郎、高間量子、高岡麻里、杉山茜、古今堂靖、更家綾子、折谷泉、飯尾万貴子、鈴木洋子、前田美代子、角石千恵子、木村弘子 |