日本産業カウンセリング学会の記念すべき第10回大会を、2005年9月2日(金)~4日(日)の三日間、東京の法政大学(市ヶ谷キャンパス)において開催いたします。
今大会の事務局は、私ども日本・精神技術研究所(日精研)が担当いたします。
学会員始めみなさまの盛んなご参加をお願いいたします。
時代と社会は、昨年よりもさらにいっそう混迷し、厳しさを増しているように思われます。日々の報道などに接すると、この先日本はどうなってしまうのだろうかとの不安が募ってきます。国際社会においても、21世紀は幕開け以来、明るい材料は殆どないと言ってもいいのではないでしょうか。
そういうことを考えると、昨年の大会テーマ「苦悩する時代と社会に向けて~緊急課題と産業カウンセリング~」は、さらに大文字で書いてもう一回掲げてもいいのではないかと思えるほどです。
昨年の11月に第10回大会の初めての準備委員会を持ちました。その席上で、大会テーマをどうするかということを巡って、出席準備委員一同で、大変白熱した議論をしました。厳しいイメージのテーマ案も出たのですが、大会も第10回という記念すべきかつよろこばしい節目を迎えることでもあるので、明るく、前向きで普遍性のあるテーマがいいのではないかとの意見が大勢を占め、吟味を重ねた上、
『個人が生きる・組織が活きる産業カウンセリング
~「メンタルヘルス」「キャリア」「アセスメント」の視点から~』
と決まりました。
今大会の特徴は、日本産業カウンセリング学会が、長年追求してきた「メンタルヘルス」「キャリア」「アセスメント」の三つを副題に謳ったことです。この三つの問題が有機的な関連にあるということが、さまざまなプログラムを通して追求されることを願っています。
大会のスケジュールと内容については、下記内容をご確認ください。
また、「自主シンポジウム」と「個人研究発表」は、学会員のみなさまからの応募によって成立するものです。本通信にそれぞれの応募ルールを示していますが、あまり堅苦しく考え過ぎずに、気軽に積極的な応募をお願いしたいと思います。
大会には、非会員の方も参加できます。研修会をはじめとして有益なプログラムを用意いたしますので、みなさまの周辺におられる関心を同じくする方々を多数お誘いいただきたいと存じます。
日本産業カウンセリング学会 第10回大会準備委員長
内田 純平(日本・精神技術研究所 所長)
会期 | 2005年(平成17年)9月2日(金)~4日(日) |
会場 | 法政大学 市ヶ谷キャンパス 所在:東京都千代田区富士見2-17-1 |
(1)申込方法
同封の「大会・研修会参加・発表申込書」「返信ハガキ」「返信封筒に」に必要事項を記入の上、返信用封筒でご郵送ください。FAXでの受付はいたしません、必ず郵送でお申し込み下さい。
申込締切 2005年 6月10日(金)
(2)払込先
同封の払い込み用紙をご利用下さい。
郵便局備え付けの用紙をご利用の場合は、必ず通信欄に金額の内訳をご記入下さい。
大会諸費用の払込期限 2005年6月30日(木)
郵便振替口座 口座番号 00180-6-315897
加入者名 日本産業カウンセリング学会第10回大会
(3)諸費用一覧
大会予約参加費(論文集1冊の代金を含む)
(正会員) 8,000円(当日10,000円)
(非会員)10,000円(当日12,000円)
研修会費 午前または午後のみ
(正会員) 4,000円(当日 5,000円)
(非会員) 5,000円(当日 6,000円)
午前・午後通し
(正会員) 8,000円(当日10,000円)
(非会員)10,000円(当日12,000円)
懇親会費 5,000円
論文集追加代金(予約前納) 4,000円(当日 5,000円)
(大会参加・論文掲載取り消し料) 2,000円
発表者
論文掲載費(発表料) 2,000円
写真掲載費(一葉につき) 500円
連名発表費(正会員) 1,000円
(非会員) 2,000円
※一度納入された会費は、原則としてお返しできませんので、予めご了承ください。
(1)申込方法
同封の「大会参加・発表申込書」に必要事項をご記入の上、返信用封筒でご郵送ください。
申込締切 2005年 6月10日(金)
論文集原稿締切 2005年 6月30日(木)
※ 多くの方に個人研究発表をしていただきたく、今大会では、発表申込受付期間を長く設定しています。皆様の発表申込をお待ちしています。
(2)発表形式及び要件 原稿作成要領は後述をご覧下さい。(ポスター発表はありません。)
〔口頭発表〕:発表時間30分、(発表及び質疑応答含む)
個人発表者ならびに連名発表の筆頭発表者は、次の条件を満たしていることが必要です。
1)2005年5月31日現在及び大会当日「日本産業カウンセリング学会」の正会員であること。
2)2005年度の年会費を納入済みであること。
3)発表申込を6月10日(金)までに行うこと。
※連名発表者は大会に出席して発表・討議に参加してください。
(3)自主シンポジウムの形式及び要件
(原稿作成要領は後述をご覧下さい)
会員の自主企画・運営による自主シンポジウムを募集します。
開催を希望される方は、企画責任者が次の要領で手続きをしてください。
但し、企画者は本学会正会員であること。シンポジスト・指定討論者は、その限りではありませんが、非会員として大会参加を申し込み、予約参加費を期日までに納入してください。
シンポジウム時間:120分
提出資料:テーマ、連絡先、全出演者の氏名・所属、提案要旨(400字)
自主シンポジウムの企画者は論文原稿を、右ページの論文原稿作成要領にあわせて作成してください。
日 時 : 9月3日(土) 18:50~20:30
場 所 : 法政大学 市ヶ谷キャンパス内 ボアソナード・タワー 25階「スカイホール」
※お誘い合わせのうえ、多数のご参加をお待ちしています。
大会当日は、会場近隣のレストラン等をご利用ください。
学生食堂も営業しております。 ※但し、4日の日曜日はお休みです。
宿泊に関しましては、別紙に会場に近い宿泊先をご紹介しております。ご予約は、各自、別紙案内の旅行代理店にお申し込みください。
6月10日(金) | 発表・自主シンポジウムの申込締切 |
6月30日(木) | 発表・自主シンポジウムの論文集原稿締切 予約参加・研修会参加の申込締切、諸費用納入締切 |
7月上旬頃 | プログラム発送(会員及び予約参加者) |
7月末頃 | 論文集発送(予約参加者) |
日本産業カウンセリング学会第10回大会準備委員会事務局
〒102-0074 東京都千代田区九段南2‐3‐27 あや九段ビル2F
日本・精神技術研究所 内
日本産業カウンセリング学会第10回大会準備委員会事務局
TEL:03‐3234‐2961(代表)・2965(専用)
FAX:03‐3234‐9084
URL:http://www.nsgk.co.jp(日精研のホームページ)
e-mail:jaic10@nsgk.co.jp
◆日本産業カウンセリング学会のホームページでもご案内しております。
URL:http://www.jaic.jp/
なお、ご住所等の変更がありましたら、学会事務局にお知らせいただくとともに、上記第10回大会準備委員会事務局にも郵便またはFAXにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。
今後、ご案内等が滞ることなくお手元に届くようにさせていただきたいと存じます。
論文集掲載原稿は次の要領で作成してください。
今大会では、発表申込者に別途原稿作成要領を送付いたしません。
発表申込の方は、以下を熟読の上、原稿を作成し期日までに大会準備委員会事務局へご郵送ください。
(1)研究発表
1)原稿用紙と記入方法
・ワードプロセッサー・パソコンワープロソフトを使用し、黒色で鮮明に印刷してください。
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・用紙はA4版上質紙等を使用してください。(感熱紙不可)
・文字は明朝体で揃えてください。
・1ページは24字×45行×2段を基本に、後述の(2)レイアウト図を基準に作成し、2ページ分、または4ペー分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄のページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページでお送りください。
2)表題、本文のレイアウト
・「題目」は1・2行目に本文より大きい文字を使用して記入してください。
・「氏名」は3行目に記入してください。なお連名発表者がいる場合には、口頭発表される方の氏名の前に○印つけてください。
・「所属」は4行目にかっこでくくって記入してください。連名発表者の所属が同一であれば、ひとつだけ記入してください。所属が大学の場合、学部まで記入し大学院生は研究科名を記入してください。連名者が多数の場合は一般に通用する略称を用いても差し支えありません。
・「本文」は必ず6行目から書き始めてください。
・題目の字数・副題等の関係から上記の行数を若干変更しなければならない場合は、印刷範囲の枠をはみ出さないように本文を削るか、行間をつめて印刷してください。
・文末にキーワードを3語程度入れてください。
3)図・表・写真
・図・表・写真の合計面積が現行全体の1/3を越えないようにしてください。
・図・表は原稿に直接貼り付けるか、別紙に書いたものを貼り付けてください。
・大きい図や表を縮小して貼り付けてもかまいません。ただし縮小コピーを繰り返すと見えにくくなることがありますので、ご注意ください。
・写真掲載の場合、写真は原稿用紙に貼りつけないで、裏面に研究発表の氏名・写真番号・タイトル・大きさ(縦・横の長さ)の指定などを記入してください。
4)原稿の送付
・ 原稿は折らずに、必ず簡易書留で郵送してください。(e-mailでの送信に関しては下記参照)
・プログラムの編成・座長依頼等に使用しますので、原稿のコピーを必ず2部同封してください。
・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括発送してください。この場合封筒に「一括発送」と明記してください。
※原稿をe-mailで添付ファイルとして送信される場合にも、必ず本ページで指定している論文作成要領に従い書式設定し文書を作成してください。
注意! e-mailで添付ファイルを送信の場合、作成ソフトを統一させていただきたくご協力をお願い致します。
今回は、マイクロソフト社のワードで作成したものに限らせていただきます。
(※所定の仕様以外や異なるソフトをご使用の場合は、受付できませんので、予めご了承下さい。)
(2)その他
1)発表用具について
OHP・スライドプロジェクター、パソコンプロジェクターについては準備が可能です。
使用希望者は発表申込の所定欄に記入してください。事前に申し込みがない場合は使用できません。
また、会場の都合でご希望に添えない場合があります。その場合には、事前にご連絡いたしますのでご了承下さい。
当日配布の資料につきましては、発表者が必要部数(50枚程度)をご用意下さい。
2)原稿提出期限
2005年6月30日(木) 必着でお願い致します。
なお、お送りいただいた原稿の訂正はできません。
訂正が必要なときは、大会当日正誤表を各自で配布していただくことになりますのでご留意下さい。
3)原稿等関係書類送付先
〒102-0074 東京都千代田区九段南2‐3‐27 あや九段ビル2F
日本・精神技術研究所 内
日本産業カウンセリング学会第10回大会準備委員会事務局
準備委員長 | 内田 純平(日本・精神技術研究所) |
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副準備委員長 | 横山 哲夫(組織心理開発研究所)/平木 典子(跡見学園女子大学)/桐村 晋次(古河物流(株)/法政大学) |
顧問 | 木村 周(東京成徳大学院) |
準備委員 | 上脇 貴((株)持田製薬)/宮城 まり子(立正大学)/武藤 清栄(東京メンタルヘルス・アカデミー)/今野 能志(行動科学研究所)/渡辺 直登(慶応大学大学院)/根本 忠一((財)社会経済生産性本部)/ 鈴木 勝夫(キャリアコンサルタント)/杉 忠重((株)メック・ヒューマンリソース)/上田 敬((株)日立製作所)/堤 貞夫(キャプラン(株))/作田 稔(コニカミノルタホールディングス(株))/大野 裕美(日本・精神技術研究所) |
アドバイザー | 楡木満生(立正大学) 小澤康司(立正大学) |
準備事務局長 | 八巻 甲一(日本・精神技術研究所) |