目白大学新宿キャンパスで開催される『人にやさしい社会をめざして』を統一テーマとした第11回大会の概要が決定しました。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
日本産業カウンセリング学会 第11回大会
準備委員長 森田一寿
実行委員長 原 裕視
会期 | 2006年 8月25日(金)~27日(日) ※研修会は25日(金) |
会場 | 目白大学 新宿キャンパス10号館 所在:東京都新宿区中落合4-31-1 |
8/25(金)
1.研修会
研修会から参加される方は,「研修会のご案内」を併せて参照ください。
※学生(学部生・院生)の参加費を別枠で設けています。
2.自主シンポジウム
1.『転機における「個人」「組織」「社会」の視点からの意義と課題
--ワークライフバランスに係わる事例を中心として--』
企画者 | 作田 稔/コニカミノルタホールディングス(株) 鈴木浩一/(株)富士通HRプロフェッショナルズ |
司会者 | 作田 稔 |
パネラー | 興津祥子((株)キャリアプロジェクト)、塩澤成史(千葉商科大学)、鈴木浩一((株)富士通HRプロフェッショナルズ)、前田恒夫(HRDアソシエイツ) |
2.『社会のニーズに応えられるキャリア・カウンセラーの能力の向上について』
企画者 | 横山慶一(関西カウンセリングセンター) |
司会者 | 毛利聡子(関西カウンセリングセンター) |
パネラー | 川上範夫(奈良女子大学)、平川 完(関西カウンセリングセンター)、大野英一(カウンセリング・研修オフィスにじの会)ほか |
8/26(土)
1.H17年度受賞者記念講演
学術賞受賞者 奥津眞里 先生(労働政策研究・研修機構)
学会賞受賞者 大沢武志 先生(産能大学大学院)
2.個人発表-1
3.日本産業カウンセリング学会 総会
4.学会アンケート結果報告
5.大会記念講演
『やればできる ---日本企業へ、日本のビジネスパーソンへ---』
東京スター銀行頭取 タッド・バッジ(L.Todd Budge)氏
プロフィール 邦銀初の外国人頭取として注目される。46歳になった現在も、邦銀の頭取としては最年少である。 日本での勤務経験は15年以上にも及び、流ちょうな日本語を話す。 ブリガムヤング大学で経済と日本語を専攻。 大学在学中にモルモン教の宣教師として初来日、九州や沖縄で2年間の布教活動に従事した。 新卒でコンサルタント会社のベイン・アンド・カンパニーに就職、同社日本法人立ち上げ要員として東京勤務を命じられる。 その後シティバンクで日米の滞在経験を経て、GEキャピタルに転職。当時GEキャピタルは日本の金融機関数社の買収・統合を進めており、バッジ氏もそのプロジェクトに深くかかわることになった。三度目の日本駐在である。 2002年3月、東京スター銀行から誘いを受ける。 破綻後ローンスターグループに経営権を譲渡され、再スタートした直後のことである。 入社後COO(業務最高責任者)としてオペレーションの再構築、収益性確保に成功。2003年6月、頭取に指名される。 2005年10月には東京証券市場一部上場も果たした。 地方銀行協会初の外国人会員としての活動はもとより、地域社会活動にも積極的に参加。アメリカンスクールの 役員、マリオット・スクール・オブ・ビジネスの諮問評議会員、YPO(ヤングプレジデントオーガニゼーション)の会員も務める。 著書に「やればできる You can do it」(徳間書店)がある。 |
6.大会企画シンポジウム
『ワークライフバランス―人にやさしい社会をめざして』
司会 | 宮城まり子(立正大学) |
シンポジスト | 大沢真知子(日本女子大学) 北浦 正行(社会経済生産性本部社会労働部) 大倉 通宏((株)資生堂企業文化部) |
社会経済のグローバル化、IT化などにともない、働く人々の労働環境も大きく変化してきました。
しかし、日本人労働者の長時間労働の特性は相変わらずの状態であり、最近の傾向では働き盛り若い30代の長時間労働、過労によるストレス、自殺率の上昇、うつ病の増加などがメンタルへルスの上でも問題になってきています。
物質的な豊かさを達成した日本人の課題は「心の豊かさ」、「生活を家族と楽しむ時間的なゆとり」、「男性も女性も仕事をしながら育児ができる労働環境の整備」、「多様な働き方ができる環境整備」などが求められています。
いかに人にやさしい組織、社会を構築するかについて「ワークライフバランス」をテーマに話し合います。
8/27(日)
1.個人発表-2
2.個人発表-3
3.大会企画シンポジウム
『産業カウンセリングにおけるコラボレーションの展開』
司会 | 渡部 卓(ライフバランスマネジメント) |
シンポジスト | 小林祐一(HOYAグループ総統括産業医) 吉田 博(早稲田奉仕園、元三菱東京UFJ銀行健康相談室長) 友廣雅子(住友商事・シニア産業カウンセラー) 綿貫良彦(自動車販売会社・従業員相談室) |
産業カウンセリングを効果的に機能させるためには、産業カウンセラーがクライエントにかかわる人々や組織との連携を上手にとることが何よりも欠かせません。
すなわち、産業医を初めとする産業保健スタッフやクライエントの職場の管理監督者と職場の人々、人事・勤労担当者、外部の主治医などとコミュ二ケーションを効果的にとり情報交換するなかでコラボレーションを展開することが必要です。
シンポジウムでは、産業医、企業、産業カウンセラー、社員のそれぞれの立場から産業カウンセリングにおいてコラボレーションをいかに展開するかについて話し合い検討します。
4.ラウンドテーブル
A | カウンセラー 一人ひとりの能力を社会へ反映させるために |
横山慶一 (関西カウンセリングセンター) |
B | EAPの将来像を探る | 松本桂樹 ((株)ジャパンEAPシステムズ) 坂部善久 ((株)フジEAPセンター) |
C | 中小企業における産業カウンセリング | 古山善一 ((社)全国労働基準団体連合会) 渡辺祐子 (ワークナビ研究所) |
D | 休職・職場復帰の問題点 | 桐村晋次 (法政大学) |
E | カウンセリング・コーチング・メンタリング | 久能代嗣 (国際産業心理研究所) 高橋 修 (目白大学) |
F | 中高年齢者の人生と職業経験を尊重した職業相談 -就職支援機関で働く産業カウンセラーが、みんなで日常の問題を語り合いましょう- |
木村 周 (東京成徳大学大学院) |
G | メンタルヘルス教育 | 武藤清栄 (東京メンタルヘルス・アカデミー) |
<参加申込みの方法>
1.「大会参加申込書」にそって必要事項を記入してください。
2.「返信はがき」には、50円切手を貼り、返信先の住所をご記入ください。
3.「大会参加申込書」や「返信はがき」は「返信用封筒」にて郵送してください。
4. また、同封の「振込用紙」にて大会参加諸費用をお振込みください。
5. 6月25日(月)までに上記の手続きを行ってください。
<研修会参加費>
1.午前のみ・午後のみ1コース
正会員 4,000円(当日 5,000円)
非会員 5,000円(当日 6,000円)
学 生 3,000円(当日 4,000円)
2.午前・午後2コースならびに1日コース
正会員 8,000円(当日 10,000円)
非会員 10,000円(当日 12,000円)
学 生 6,000円(当日 8,000円)
<大会参加費等> ※参加費には論文集1冊が含まれています
正会員 8,000円(当日 10,000円)
非会員 10,000円(当日 12,000円)
学 生 4,000円(当日 5,000円)
<その他諸費用>
懇親会費 5,000円
論文追加代金 4,000円(当日 5,000円)
発表者(連名発表者) 個人発表費(論文掲載料) 2,000円
写真掲載費(1葉につき) 500円
連名発表費 正会員1,000円
非会員 2,000円
※事前に納入された会費等の返金はいたしかねますので、予めご了承ください。
1.発表形式
一発表あたり30分間(発表及び質疑応答を含む)
発表条件:個人発表者は次の条件を満たしていること。
●大会当日「日本産業カウンセリング学会」の正会員であること。
●2006年度の年会費を納入済みであること。
2.申込みの方法
1.「大会参加申込書」に必要事項をご記入の上、返信してください。
プログラムの作成の都合上、原稿(下記)とは別途に早めにお送りください。
2.期限までに、発表原稿作成要領(後述)に従い論文集に掲載する原稿(コピーを含む)を提出してください。
3.原稿提出の期限は、7月10日(月)までに大会事務局へ郵送してください。
※郵送いただいた原稿は返却できませんので、ご了承ください。
懇親会の申込みは、「大会参加申込書」にご記入願います。
大会参加費と同時に懇親会費をお振込みください。
〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1
目白大学人間社会学部 高橋稔研究室内
日本産業カウンセリング学会第11回大会準備委員会 行
※原稿提出の際には朱書きにて「個人発表原稿在中」とお書きください。
<口座名>
加入者名:日本産業カウンセリング学会第11回大会準備委員会
口座番号:00150-2-631032
目白大学では大会期間中が夏休みのため、学食の利用ができません。
また、大学周辺は飲食店が少ないため、お弁当を予約販売いたします。
必要な方は、必ず申込書の所定欄に記入の上、予約ください。
7月10日 | 個人発表の申込み終了及び原稿提出 締め切り |
7月20日 | 大会参加(予約)申込み 締め切り |
8月10日 | プログラム発送予定 |
※論文集は、当日受付でお渡しいたします。 |
(1)大会事務局―大会に関すること
日本産業カウンセリング学会第11回大会準備委員会
〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1 目白大学人間社会学部 高橋稔研究室内
FAX: 03-5996-3196
e-mail:sangyo-co-11th@mejiro.ac.jp
(2)学会事務局―学会の運用(年会費や入会等)
日本産業カウンセリング学会事務局
〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 立正大学心理学部 小澤研究室内
TEL/FAX: 03-5487-3276
論文集掲載原稿は次の要領で作成してください。
今大会では、発表申込者に別途原稿作成要領を送付いたしません。
発表申込の方は、以下を熟読の上、原稿を作成し期日までに大会準備委員会事務局へご郵送ください。
(1)研究発表
1)原稿用紙と記入方法
・ワードプロセッサー・パソコンワープロソフトを使用し、黒色で鮮明に印刷してください。
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・用紙はA4版上質紙等を使用してください。(感熱紙不可)
・文字は明朝体で揃えてください。
・1ページは24字×45行×2段を基本に、後述の(2)レイアウト図を基準に作成し、2ページ分、または4ペー分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄のページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページでお送りください。
2)表題、本文のレイアウト
・「題目」は1・2行目に本文より大きい文字を使用して記入してください。
・「氏名」は3行目に記入してください。なお連名発表者がいる場合には、口頭発表される方の氏名の前に○印つけてください。
・「所属」は4行目にかっこでくくって記入してください。連名発表者の所属が同一であれば、ひとつだけ記入してください。所属が大学の場合、学部まで記入し大学院生は研究科名を記入してください。連名者が多数の場合は一般に通用する略称を用いても差し支えありません。
・「本文」は必ず6行目から書き始めてください。
・題目の字数・副題等の関係から上記の行数を若干変更しなければならない場合は、印刷範囲の枠をはみ出さないように本文を削るか、行間をつめて印刷してください。
・文末にキーワードを3語程度入れてください。
3)図・表・写真
・図・表・写真の合計面積が現行全体の1/3を越えないようにしてください。
・図・表は原稿に直接貼り付けるか、別紙に書いたものを貼り付けてください。
・大きい図や表を縮小して貼り付けてもかまいません。ただし縮小コピーを繰り返すと見えにくくなることがありますので、ご注意ください。
・写真掲載の場合、写真は原稿用紙に貼りつけないで、裏面に研究発表の氏名・写真番号・タイトル・大きさ(縦・横の長さ)の指定などを記入してください。
4)原稿の送付
・ 原稿は折らずに、必ず簡易書留で郵送してください。(e-mail不可)
・プログラムの編成・座長依頼等に使用しますので、原稿のコピーを必ず2部同封してください。
・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括発送してください。この場合封筒に「一括発送」と明記してください。
(2)その他
1)発表用具について
OHP・スライドプロジェクター、パソコンプロジェクターについては準備が可能です。
使用希望者は発表申込の所定欄に記入してください。事前に申し込みがない場合は使用できません。
また、会場の都合でご希望に添えない場合があります。その場合には、事前にご連絡いたしますのでご了承下さい。
当日配布の資料につきましては、発表者が必要部数(50枚程度)をご用意下さい。
2)原稿提出期限
2006年7月1日 必着でお願い致します。
なお、お送りいただいた原稿の訂正はできません。
訂正が必要なときは、大会当日正誤表を各自で配布していただくことになりますのでご留意下さい。
3)原稿等関係書類送付先
日本産業カウンセリング学会第11回大会準備委員会
〒161-8539 東京都新宿区中落合4-31-1 目白大学人間社会学部 高橋稔研究室内