ご挨拶
このたび、日本産業カウンセリング学会第15回大会を、9月18日(土)~20日(月・祝)の日程で、追手門学院大学および追手門学院「大阪城スクエア」等を会場として開催することとなり、近畿支部がその準備と運営を担当させていただく運びとなりました。
世界的な経済不況が長期化し、先行きの不透明な社会状況と不安定な労働環境の中で、働く人々はメンタルヘルスとキャリア形成の両面にわたってさまざまな課題に直面しています。また、若者の社会的・職業的自立をめぐる問題、災害や事故などの危機的状況、「無縁社会」における孤独の問題など、産業カウンセリングが取り組まねばならない課題が数多くあります。
第15回大会は、このような時代背景をふまえて、「混迷する社会に展望をひらく産業カウンセリング-働く人々のいのちとこころを守る」を大会テーマとして開催いたします。講演、シンポジウム、個人研究発表、ラウンドテーブル、研修会など、多くの会員の皆様に積極的にご参加いただき、情報交換や親睦を深めることを通して、実り豊かな大会にしたいと願っています。
なお、第15回大会は、9月18日(土)・19日(日)の2日間の大会プログラムを、大阪・茨木市の追手門学院大学で開催いたします。北摂の山並を望む自然豊かな「茨木キャンパス」で、2日間をお過ごしいただいた後、第3日目の20日(月・祝)は、会場を大阪市内へと移しまして「研修会」を開催いたします。大阪を象徴する「大阪城」や「中之島」をゆったりと眺めていただきながら、じっくりと研鑽を積み重ねていただきたいと念願しております。
多くの会員の皆様のご参加をお願いいたしますとともに、9月にお目にかかれますことを心から楽しみに準備を進めております。
日本産業カウンセリング学会 近畿支部長
第15回大会 準備委員長 三川俊樹 (追手門学院大学)
「混迷する社会に展望をひらく産業カウンセリング」
~働く人々のいのちとこころを守る~
会期 | 2010 年 9 月18 日(土):大会 第1日目 追手門学院大学 9 月19 日(日):大会 第2日目 追手門学院大学 9 月20 日(月・祝):研修会 1日コース:大阪大学 中之島センター 半日コース:追手門学院 大阪城スクエア |
会場 | 大会(第1日目・第2日目) 会場 : 追手門学院大学 〒567-8502 大阪府茨木市西安威2-1-15 |
研修会(第3日目) 会場 (※研修会場の交通案内は、「第2号通信」にてお知らせします。) ・大阪大学 中之島センター 〒530-000 大阪市北区中之島4-3-53 http://www.onc.osaka-u.ac.jp/ ・追手門学院 大阪城スクエア 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20 (追手門学院大手前中・高等学校本館6 階) http://www.otemon-osakajo.jp/ |
【 9月18日(土) 】 9:50~ 追手門学院大学
(1) 受賞者記念講演 1
2009年度の学会賞・学術賞受賞者の方にご講演をいただく予定です。
(2) 個人研究発表 1 発表者は以下の条件を満たしていることが必要です。
1.大会当日において本学会正会員であること |
(3) 受賞者記念講演
発表原稿の様式や締切等につきましては、「個人研究発表・自主シンポジウムの論文原稿作成要領」をご覧下さい。
(4) 大会記念講演
講師:株式会社アオキ社長 青木 豊彦 氏
青木氏は、中小企業が約8000 社集まるモノづくりの町、東大阪から「メイド・イン・東大阪」の人工衛星打ち上げ計画をスタートさせた東大阪宇宙開発協同組合の初代理事長。 東大阪の町工場が集まって製作し、打ち上げに成功した人工衛星「まいど1号」の壮大なプロジェクトにかけた思いや、モノづくりへの情熱、航空宇宙産業を大阪の地場産業にすることを目指して新たにスタートさせた取り組みなど、夢をもつこと、挑戦することの素晴らしさや、「若者がモノづくりに魅力を感じて集まってくる大阪を世界の楽市・楽座にしたい」との期待を熱く語って下さる予定です。 なお、大会記念講演は学会員でなくても参加可能です。
(5) 大会企画シンポジウム (検討中)
テーマ 「事故・災害・危機的状況において産業カウンセリングはどう活かせるか」(仮題)
関西で起こった事故や災害、危機的状況に全力で取り組んできた実践の積み重ねと、その中で見えてきたさまざまな課題について議論します。
○コーディネーター | 川上 範夫 (元奈良女子大学) |
○シンポジスト | 遠藤 瑞江 (日本産業カウンセラー協会 関西支部) 小澤 康司 (立正大学) ※さらにシンポジストについては交渉中です。 |
○指定討論 | 三川 俊樹 (追手門学院大学) |
(6) 懇親会
18日(土) 18:30~20:00 に食堂にて開催します。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
【 9月19日(日) 】 9:50~ 追手門学院大学
(1) 受賞者記念講演 2
2009年度の学会賞・学術賞受賞者の方にご講演をいただく予定です。
(2) 個人研究発表 2
「個人研究発表 1」の説明をご参照下さい。
(3) 学会企画シンポジウム (検討中)
テーマ 「多様化する<うつ>とどう関わるか 新しい<うつ>について語る」
※詳細につきましては、「第2号通信」でご案内します。
(4) ラウンドテーブル
ラウンドテーブルは、興味・関心のあるテーマの分科会にご参加いただき、直接討議・意見交換していただく場です。テーマは次の8つの分科会を予定しています。
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(5)自主シンポジウム
自主シンポジウムは会員の皆様に企画・運営していただくものです。
時間は1時間30分を予定しています。
希望される方は所定用紙に必要事項をご記入いただき、5月20日までにFAXで大会事務局へご提出下さい。(準備委員会にて調整させていただく事があります。)
【 9月20日(月・祝) 】 10:00~ 大阪大学 中之島センター / 追手門学院 大阪城スクエア
5月上旬 | 「第2号通信」(最終案内・参加申込書等) 発送 |
5月20日 | 自主シンポジウム 申し込み 締め切り |
6月10日 | 個人研究発表 申し込み 締め切り |
6月20日 | 自主シンポジウム・個人研究発表 原稿 締め切り |
7月10日 | 大会参加・研修会参加 申し込み 締め切り |
7月下旬 | プログラム発送 |
8月中旬 | 論文集発送 |
9月18日 | 第15 回大会開催 |
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020号室
日本産業カウンセリング学会 第15回大会事務局
TEL&FAX:03-5228-4418
e-mail:jaic-taikai@amail.plala.or.jp
※1) 事務局が不在の場合もありますので、できるだけメールまたはFAXにてお問い合わせください。
※2) 会場・交通案内などのお問い合わせは、近畿支部(080-5635-9570)にお願いいたします。
論文集掲載原稿は次の要領で作成してください。
今大会では、発表申込者に別途原稿作成要領を送付いたしません。
発表申込の方は、以下を熟読の上、原稿を作成し期日までに大会準備委員会事務局へご郵送ください。
1)原稿用紙と記入方法
・ワードプロセッサー・パソコンワープロソフトを使用し、黒色で鮮明に印刷してください。
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・用紙はA4版上質紙等を使用してください。(感熱紙不可)
・文字は明朝体で揃えてください。
・1ページは24字×45行×2段を基本に、(2)レイアウト図を基準に作成し、2ページ分、または4ペー分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄のページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページとしてください。
2)表題、本文のレイアウト
「題目」は1・2行目に本文より大きい文字を使用して記入してください。
「氏名」は3行目に記入してください。なお、連名発表者がいる場合には、口頭発表される方の氏名の前に○印をつけてください。
「所属」は4行目にカッコで括って記入してください。連名発表者の所属が同一であれば、一つだけ記入してください。所属が大学の場合、学部まで記入し、大学院生は研究科名を記入してください。
連名者が多数の場合は一般に通用する略称を用いても差し支えありません。
「本文」は必ず6行目から書き始めてください。
題目の字数・副題等の関係から上記の行数を若干変更しなければならない場合は、印刷範囲の枠をはみ出さないように本文を削るか、行間をつめて印刷してください。
文末に、キーワードを3語程度入れてください。
3)図・表・写真
・図・表・写真の合計面積が現行全体の1/3を越えないようにしてください。
・図・表は原稿に直接貼り付けるか、別紙に書いたものを貼り付けてください。
・大きい図や表を縮小して貼り付けてもかまいません。ただし縮小コピーを繰り返すと見えにくくなることがありますので、ご注意ください。
・写真掲載の場合、写真は原稿用紙に貼りつけないで、裏面に研究発表の氏名・写真番号・タイトル・大きさ(縦・横の長さ)の指定などを記入してください。
4)原稿の送付
・ 原稿は折らずに、必ず簡易書留で郵送してください。(e-mail・宅配業者のメール便などは不可)
・プログラムの編成・座長依頼等に使用しますので、原稿のコピーを必ず2部同封してください。
・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括発送してください。この場合封筒に「一括発送」と明記してください。
5)発表機材について
・発表に機器の使用をご希望の方は、申込用紙に所定の欄がありますので、忘れずにご記入ください。事前の申込みがない場合は事務局で準備する機材の利用ができません。(ご自身で用意された機材を使用する場合、特に申込みは必要ありません)
・プロジェクター・ビデオ・DVD・OHPなど一般的に研究発表で利用される機器につきましては大会事務局で準備いたしますが、使用できる機器の詳細につきましては別途大会事務局までお問い合わせください。
・また、当日の急なトラブルに対応できるよう発表用のデータはメモリスティックなどでバックアップをお取りいただき、当日ご持参されることをおすすめいたします
・なお、諸般の事情で機材がご希望に沿えない場合は事前にその旨ご連絡いたしますので、ご了承ください。
・当日配布の資料につきましては発表者が必要部数(50部程度)をご用意ください。大会事務局においての印刷はいたしかねます。
※小型のパソコンやMacintoshでの発表を予定されている方は、プロジェクター入力用のコネクターが合わない場合がありますので、お手数ですが専用の変換ケーブルをご持参下さい。
6)当日配布の資料について
当日配布の資料につきましては発表者が必要部数(50部程度)をご用意ください。事務局で印刷はいたしません。
7)原稿提出について
6月20日(土) 必着でお願い致します。必ず簡易書留で郵送してください。
お送りいただいた原稿の訂正はできません。訂正が必要な時は、大会当日に正誤表を配布していただくことになりますのでご注意ください。
<研究発表等に係る書類提出先・問い合わせ先>
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020号室
日本産業カウンセリング学会事務局 第15回大会事務局
TEL & FAX:03-5228-4418