第19回大会 2号通信

原点回帰、相互研鑽
個人と組織にかかわる産業カウンセリングの質的向上をめざして

原点回帰
第19回大会は学会発足の原点に立ち返り、私たちが目指してきたもの、大切にしてきたものをもう一度、時代の変化の中で不易流行の視点からとらえ直す大会と位置づけています。シンポジウムでは、会員調査報告、産業カウンセリングの再定義と将来像、倫理的課題、産業カウンセリングに求められるパラダイム転換等、学会のこれまでの地道な委員会活動を踏まえて、あらためてみなさんと産業カウンセリングの未来について考えたいと考えています。


相互研鑽
カウンセリングの質を上げるためには、理論や技法の知識学習と共に、自らの実践についての不断の自己点検が不可欠です。スーパービジョンや事例検討会の体験を通して自分の行ってきた支援を厳しく見直すことをせずに向上はありません。研修会では1日コースを中心とし、初めて「事例研究」のテーマを導入。ブリーフ、箱庭、フォーカシング等各種のアプローチを体験的に学ぶコースもそろえ、自己の内面との対話を深めるプログラムを意識しました。研修会の開始時間は10時半と遅くしていますので遠方の方もぜひ!


事例発表
個人研究発表の部門に「事例発表」を新たに設けました。相互研鑽の場として事例を検討する機会を学会としても積極的に作っていきたいと考えています。もちろん、個人研究発表も大募集です!研究や事例の発表を検討中の方、相談・アドバイス、発表準備、論文作成等のアドバイスを学会スタッフがバックアップ、お手伝いします。ぜひ大会事務局までお問い合わせを願いします。
東京、西巣鴨の大正大学でお待ちしております。

 

日本産業カウンセリング学会会長 宮城まり子  第19回大会準備委員長 廣川 進

 

I 会期・会場

会期 2014年9月13 日(土):研修会    会場:大正大学
     14 日(日):大会 第1日目    〃
     15 日(月・祝):大会 第2日目  〃
会場住所:〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3ー20-1
交通アクセス:都営地下鉄三田線 西巣鴨駅から徒歩2分

Ⅱ 大会スケジュール

大会スケジュール

Ⅲ 大会主要プログラム 研修会の概要

日時:2014年9月13日(土) 10時30分開始~16時30分終了(受付時間10時~10時30分)
A,B,C,D,E :1日コース 5.0時間 10時30分開始~16時30分終了(昼食休憩13時~14時)
F,G :午前コース 2.5時間 10時30分開始~13時終了
H,I,J :午後コース 2.5時間 14時開始~16時30分終了
会場 :大正大学(西巣鴨)5号館・7号館
1日コース5.0時間10時30分開始~16時30分終了(昼食休憩13時~14時)
実践・事例研究の進め方
当学会スーパーバイザー養成委員 小澤康司先生、寺田正美先生

事例研究は、対応の仕方や新たな視点に気づきを得て、事例への理解を深めることができるため、カウンセリング実務に関わるものにとって欠かせない自己研鑚であるといえます。今回は当学会の認定スーパーバイザーである小澤先生と寺田先生から事例研究の進め方について実践的に学ぶことができます。
*事例提供者を募集しますので、研修会申し込み書にその旨をお書きください。

●講師紹介:
・小澤康司先生:立正大学心理学部教授。臨床心理士。認定カウンセラー。海外日本学校への危機支援活動や東日本震災後岩手県釜石市・大槌町のスクールカウンセラー支援活動に従事。また、キャリア・カウンセリング&教育の普及・啓発に意欲的に活動している。
・寺田正美先生:北里大学医療衛生学部非常勤講師、働く人の心とキャリアの相談室代表、NPO法人現代カウンセリングセミナー副理事長、日本カウンセリング学会認定スーパーバイザー、認定カウンセラー、上級教育カウンセラー。官庁、企業等において管理職対象メンタルヘルス研修、ハラスメント研修、リスナー研修等講師多数。

働く人のメンタルヘルス支援へのポジティブ心理学の活用
~ポジティブ・メンタルヘルスとキャリア支援~
法政大学キャリアデザイン学部教授 宮城まり子先生

「ポジティブ心理学」は人間の幸福やWell-beingを扱う心理学です。近年、職場のメンタルヘル対策は予防・回復だけではなくポジティブで健康的な側面をいかに伸ばし、個人や職場・組織を活性化するかという視点に移行しています。個人が強みをさらに伸ばしやりがいをもってイキイキ働くためには、個人のキャリア支援が欠かせません。この研修では「ポジティブ・メンタルヘルス」とは何か、いかに実現するかをテーマにメンタルヘルスとキャリア支援の統合に焦点を当て詳しく学びます。
●講師紹介:法政大学キャリアデザイン学部教授。臨床心理士。慶応義塾大学文学部心理学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。病院臨床(精神科、小児科)等を経て、立正大学心理学部教授、2008年4月から現職。専門は臨床心理学、生涯発達心理学、キャリア開発・キャリア・カウンセリング。他方、講演活動や企業のキャリア研修などの講師としても精力的に活躍。

ワークショップ箱庭療法入門~箱庭に触れて感じてみよう~
埼玉工業大学心理学科教授 三浦和夫先生

箱庭療法では、砂の入った箱の中にミニチュアを置くことによって、言葉では伝えきれない自分の内面世界を表現し、それを深く体験することによって、様々な気づきをえることができます。箱庭療法が治癒力をもつのは、自分の心の奥深くにある世界を、箱庭という道具を通して表現し、それを自分の目で確認することによって、内的に統合されるようになるからです。実際に箱庭に触れて、箱庭とはどんなものなのかを実感していただけます。
●講師紹介:埼玉工業大学心理学科教授。教育学修士(上智大学)、臨床心理士。
平塚市教育研究所教育相談員,目黒区森屋教育会館教育相談室教育相談員,山王教育研究所カウンセラーを経て,平成14年本学准教授着任,平成20年現職。【定員12名】

1日コース5.0時間10時30分開始~16時30分終了(昼食休憩13時~14時)
フォーカシング入門―ことばにならない何かへ
株式会社日本・精神技術研究所フォーカシングコース・講師
フォーカシング研究所認定コーディネーター 堀尾直美先生

フォーカシングとは、まだ言葉にならないような、からだで感じられる微妙な感覚に注意を向け、それを「言い表し」ていく作業です。カウンセリングで心が変化する過程に起こる現象です。フォーカシングを学ぶことによって、自分自身の気持ちをよりよく理解できるようになったり、何か決断をしないといけないときに納得のいく決断が容易になったりします。また、カウンセラー自身の訓練として使用することもできるとても有効な方法です。みなさんで体験しながら学んでいきましょう。
●講師紹介:1984年日本女子大学家政学部卒業。1992年日本女子大学文学部卒業。1996年日本女子大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程前期修了。現在、株式会社日本・精神技術研究所フォーカシングコース・個別指導講師。横浜市ファミリーサポートクラスカウンセラー。桜美林大学大学院非常勤講師、東京都立北多摩看護専門学校講師。臨床心理士。

メッセージコントロール―産業カウンセラーに必要なコミュニケーション能力とは―
メンタルレスキュ―・インストラクター 下園壮太先生

カウンセラーは単に聞き役ではなく、クライエントに元気の出るメッセージを与える役割なのです。ですから、カウンセラーは、その表情、言葉、姿勢、態度などで、クライアントを傷つけるようなメッセージを避け、クライアントのためになるメッセージを与えなければなりません。クライエントのためになるメッセージの発信をカウンセラーが意図的にできるようになるために、メッセージコントロールの考え方・技法を実習を交えながら学んでいただけます。
●講師紹介:1982年防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。1999年陸自初の「心理幹部」として、多くのカウンセリング経験を積む。2001年防衛庁のメンタルヘルス検討会の委員として提言作成にかかわる。2002年本邦初の組織的ポストベンションチームの一員として活動開始。現在、陸上自衛隊衛生学校で心理幹部として衛生科隊員(医師・看護師等)にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどの教育を行っている。日本一講義予約の取れない講師としても有名。

半日コース午前2.5時間10時30分開始~13時終了
産業カウンセリングにおけるブリーフセラピー的かかわり
東京理科大学講師臨床心理士 松浦真澄先生

ブリーフサイコセラピーとは、ミルトン・エリクソンの考え方と技法を基盤にして治療効果と実用性の両面から、短期的で効率的な援助を志向するアプローチの総称です。そこでは、問題に正面から取り組むだけでなく、個々の個性や状況に応じて柔軟に対応することを重視します。例えば、問題や原因に注目するよりも既にうまくやれている部分に注目をする、問題を本人や当事者とは切り離して外側に置いてみる、問題が繰り返されるパターンに何か変化を起こしてみるなど、さまざまなものがあります。今回は、基本的な理論をご一緒に学び、ロールプレイを通してその実際を体験しましょう。
●講師紹介:東京理科大学講師。日本臨床心理士会産業・組織領域委員。日本ブリーフサイコセラピー学会常任理事。主な研究分野:ブリーフサイコセラピー、産業精神保健。東京学芸大学大学院修了。依存症、家族問題等を専門とする民間相談室室長、民間EAPプロバイダー主任カウンセラー、(医社)こころとからだの元氣プラザ産業保健部こころの健康相談室室長などを経て現職。労働者のメンタルヘルスや人間関係、職場復帰に関する相談のほか、管理職・人事担当者へのコンサルテーション、メンタルヘルスセミナー講師など。

自分のなかの怒りに向き合うーアンガーマネジメント講座ー
日本アンガーマネジメント協会シニアファシリテーター 篠真希先生

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメントする(上手に付き合う)ための心理トレーニングです。アメリカでは、職業にとらわれず実に様々な人達がよりよい生活や仕事、人間関係を手に入れる為に技術を習得しています。アンガーマネジメントはトレーニングですので、どなたでも習得できます。上手に怒れずに後悔したことがある、イライラし出すと仕事に集中できない、怒りっぽい自分が嫌だ、など怒りの感情によって仕事の生産性を下げている方、人間関係で困っている方、そういう方をクライアントにもつ援助職にお勧めです。
●講師紹介:日本アンガーマネジメント協会シニアファシリテーター・キッズインストラクターマスタートレーナー。東京都出身。大学卒業後、総合商社秘書室勤務。夫の転勤に伴い1999年~2006年海外に居住。一般企業人向け研修と、子育て世代に向けた講演・セミナーを開催。

半日コース午後2.5時間14時開始~16時30分終了
発達障害~基本から就労支援まで~
大正大学人間学部臨床心理学科教授 玉井邦夫先生

最近、職場でも避けては通れないテーマのひとつが発達障害への理解ですが、今回はその基本的な理解が目的の研修です。診断名の変遷もおさえた上で、発達障害をもつ人の成長過程と内的世界や外的世界の知覚の内容を理解し、個人特性の障害と関係性の障害を理解して、家族や職場など周囲がどのようにコミュニケーションを取ればいいのか、就労支援についての手がかり等についても、事例をもとに検討していきます。
●講師紹介:大正大学人間学部教授。東北大学大学院教育学研究科修士課程修了(心身障害学)後、1983~1990年まで、情緒障害児短期治療施設小松島子どもの家にセラピストとして勤務。2008年より現職。テレビや多くの講演でご活躍。

産業分野で活かせる統合的心理療法のエッセンス
北翔大学教授 村瀬嘉代子先生

研究、教育、実践の最前線に立ち続けこられた心理臨床のエッセンスが「統合的心理療法」。その軸は生活場面の些細なエピソードも大事にしたクライアントの全体状況の迅速な把握、目標の明確化とクライアントの希望とのマッチング、その状況で使える方法・援助資源は何でも使う現実的で融通無碍な発想、そして援助者自身のありようを常に峻厳に点検・吟味する態度などにあります。産業カウンセリングの質の向上にも不可欠なこうしたエッセンスを学ぶいい機会となるでしょう。
●講師紹介:北翔大学教授。文学博士。臨床心理士。日本臨床心理士会会長。1959年~家庭裁判所調査官(補)。1962年~カリフォルニア大学大学院バークレイ校留学。1965年大正大学カウンセリング研究所講師。1987年大正大学教授。聴覚障害の上に発達障害や精神疾患を病んで省みられること少なかった人々や、児童養護施設の子どもたちへの心理支援などフロンティア的実践を行ってきた。専攻分野は心理療法の治療機転、子どもと家族への統合的心理療法。

J 産業医から学ぶ職場で求められるメンタルヘルス対策〜復職支援と労災防止〜
イオン株式会社グループ人事部イオングループ総括産業医 増田将史先生

休職、復職の支援については社内の産業保健スタッフとの連携が不可欠ですし、個人の支援と職場、会社サイドの両方の視点が重要になります。メンタルヘルス関連の最近の労災についても判例に則して学びながらリスクマネジメントの観点からメンタルヘルス対策の重要性を組織に伝えることも産業カウンセラーの役割といえます。
●講師紹介:1977年3月、大阪市生まれ。2001年3月産業医科大学医学部卒業、2007年4月よりイオン株式会社本社専属産業医を務め、2012年5月より現職。麻酔科標榜医、日本産業衛生学会専門医・指導医、労働衛生コンサルタント(保健衛生)。日本産業衛生学会専門医、労働衛生コンサルタント

Ⅳ 大会の主要プログラム

【9月13日(土) 10:30〜18:10】

(1)研修会 コース等詳細は大会通信2号(5月中旬ごろ発送予定)をご参照下さい。

(2)自主シンポジウム(申し込み方法は9ページ)

【9 月14日(日) 9:30〜20:15】

(1)学会賞受賞記念講演
 テーマ「ライフキャリア開発~あらためてカウンセリングの原点を問う」
 平木典子(2013年度学会賞受賞者 統合的心理療法研究所(IPI 所長)

(2)学会企画シンポジウム(当学会研究委員会主催)
  テーマ「産業カウンセリング学会の展望〜会員調査の結果〜」
   会員調査の結果報告 五十嵐 敦(研究委員長 福島大学)
   コメンテーター 宮城まり子(当学会会長 法政大学)

(3)大会企画シンポジウムⅠ(当学会定義委員会主催)
  テーマ「原点回帰〜産業カウンセリングの再定義と将来像」
  再定義の解説 松本桂樹(定義委員長代行 ジャパンEAP システムズ)
  再定義の意義 宮城まり子(当学会会長 法政大学)
  再定義を踏まえた展望 作田 稔(連携推進委員長 組織能力研究所)
  企業経営側の要請の視点から 柿崎 知(元パイオニアマーケティング株式会社)
  司会 根本忠一(日本生産性本部)

(4)大会企画シンポジウムⅡ(当学会倫理委員会主催)
 テーマ「産業カウンセリング活動における倫理的課題とその現状 −本学会倫理綱領の改定に向けて−」
  キャリア・コンサルティングの現場から 木村 周(当学会特別顧問)
  産業の現場から 高野幸洋(株式会社資生堂監査部長)
  心理臨床の現場から 尾久裕紀(大妻女子大学)
  学会誌編纂の立場から 宮崎圭子(跡見学園女子大学)
  司会 松下由美子(倫理委員会委員長 山梨県立大学)

(5)ラウンドテーブル・ディスカッション

タイトル お名前(ご所属) ①企画者 ②パネラー
EAP会社の経営者が抱くEAPの ビジョン ①松本桂樹(株式会社ジャパンEAPシステムズ)
②坂部善久(株式会社フジEAPセンター)
 荻原国啓(ピースマインド・イープ株式会社)
 古山善一(独立行政法人労働者健康福祉機構)
内的キャリアに対する気づきの度合い を測ることによる大学生就活支援 ①平和俊(日本キャリアカウンセリング研究会)
 内村敏郎(大学キャリア・センター)
②堤貞夫(日本キャリアカウンセリング研究会)
 川島眞(尚美学園大学)
企業内の(キャリア)相談室の立ち上げ と展開について ①西澤肇(株式会社三菱東京UFJ 銀行)
②調整中
産業カウンセリングは生き方の質に どう関わるかー超高齢化社会の新しい生き方の質の可能性とその支援を考える ①作田稔(本学会連携推進委員長 組織能力研究所)
②宮城まり子(当学会会長 法政大学)
 藤村昌樹(健康生き甲斐財団) 
 荒尾裕子(株式会社クレメンティア)
 棚橋清晴(関西アクティブ人間倶楽部)
 平川 完(JAIC)
「ワーカーズコープの自立支援 このまちで歩んでいく」ー働きたいのに 働けない人への支援、ともに働くこと を見つけた協同労働 ①菅野由喜子(NPO ワーカーズコープ健康管理室)
②扶蘇文重(NPO ワーカーズコープ事業推進本部)
 篠原健太郎(NPO ワーカーズコープ世田谷サポートステーション)
 桐村晋次(本学名誉会長))

*ラウンドテーブルは現在、さらに企画中です。ご要望がありましたら大会事務局まで。

(6)懇親会 大正大学鴨台食堂 (5号館8階) 池袋の夜景が楽しめます!
  多数の皆様のご参加をお待ちしております。

【9月15日(月・祝)9:30〜17:00】

(1)個人研究・事例発表Ⅰ
今回の大会では個人研究発表に加えて個人のカウンセリング実践を検討する事例発表を新たに設けました。せっかくの機会ですので積極的に応募をご検討ください。
*事例発表についての詳細は大会事務局へお問い合わせください。

(2)特別個人研究発表
 亀島 哲(労働政策研究・研修機構キャリア支援部門統括研究員 法政大学非常勤講師)
  「経済社会のダイナミズムにおけるキャリア劣化の研究」
 馬場洋介(リクルートキャリアコンサルティング 城西大学非常勤講師)
  「再就職支援会社で支援を受けている中高年男性長期失業者の失業体験のプロセス研究」

(3)個人研究・事例発表Ⅱ

(4)大会企画シンポジウムⅢ(当学会連携推進委員会主催)
 テーマ「産業カウンセリングに求められるパラダイム転換 -不確実な時代の生き方の質向上のために- 」
  変革期に生きる人のキャリア・アダプタビリティを考える 益田 勉(文教大学)
  生き甲斐就労事業の実践から-生き方の質のあり方 前田展弘(東京大学)
  産業カウンセリングの関わり方-世代間連携 平川 完(JAIC 理事)
  企業が進める「動と静の哲学」-働き方、生き方の質 加茂田信則(株式会社前川製作所前顧問)
  司会 廣川 進(大会準備委員長 大正大学)

*各シンポジウムのテーマ、シンポジスト等は変更となる場合がありますことをご了承ください。

Ⅳ 大会参加等予約申込要領

1.予約申込について 大会参加予約申込締切日: 8月29日(金)

(1)FAXによる予約申込方法

大会参加申込書」に必要事項をご記入の上、学会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2) インターネットによる予約申込方法

第19回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。

(3)大会参加費・研修会参加費お振込

①「払込取扱票」(同封)を用いてご自身の大会参加費合計金額をお振込みください。
※大会参加費合計金額は、大会参加申込書で計算いただけます。
※大会参加費合計金額のお振込をもって、正式申込として取り扱わせていただきます。

②大会参加費内訳 下表に項目・区分毎の大会参加費を記します。社会人大学(院)に在学中の方の参加費は、学生区分とします。

項目 区分 正会員 非会員 学生
大会参加 予約 ¥8,000 ¥11,000 ¥3,000
当日 ¥10,000 ¥13,000 ¥4,000
懇親会 予約 ¥4,000 ¥4,000 ¥2,000
当日 ¥5,000 ¥5,000 ¥2,000
個人研究・事例発表
(論文掲載料を含む)
予約のみ ¥2,000 - 正会員であれば
発表できます。
連名発表 予約のみ ¥1,000 ¥2,000  
研修会参加
(1 日コース)
予約 ¥6,000 ¥8,000 ¥2,000
当日 ¥8,000 ¥10,000 ¥4,000
研修会参加
(午前・午後コース)
予約 ¥3,000 ¥4,000 ¥1,000
当日 ¥4,000 ¥5,000 ¥2,000

重要:お振込の際にお受取になった半券(振替払込請求書兼受領証)は大会(研修会)参加証を兼ねています。大会当日には、必ずご持参いただき、受付にご提示いただきますようお願いします。参加者名札を交付します

(振込先)
※できるだけ同封の「払込取扱票」をご使用いただき、下記口座へお振り込みください。
 郵便振替口座:00160-2-401694
 加入者名:日本産業カウンセリング学会事務局

※一旦納入された参加費はお返しできません。ご了承ください。

2.個人研究・事例発表申込について  個人研究・事例発表申込締切日:6 月13日(金)

(1)申込方法

研究発表の項目に必要事項を記した「大会参加申込書」を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、「第19回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。

なお、発表者は以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. ①大会当日において本学会正会員であること
    ②会費を納入済みであること
    ③研究成果公表に関する規則を遵守していること
    ④研究発表の方法は口頭発表とします
    発表の時間は1件につき30分(発表20分・質疑応答10分)とし、研究発表者となるのは、1人1回に限ります。ただし、連名発表者になる場合はこの限りではありません。

(2)個人研究・事例発表費:8ページの大会参加費内訳をご参照願います。

(3)発表論文原稿締切日:8月1日(金)
発表原稿の様式は10ページに掲載した「個人研究・事例発表の論文原稿作成要領」をご覧下さい。なお、発表論文原稿を提出の際、記入済みの「研究活動チェックリスト」もご提出願いします。フォーマットは学会ホームページ(https://www.jaic.jp/society/rule/checklist.pdf)から打ち出してお使いください。

3.自主シンポジウム申込について 自主シンポジウム申込締切日:6月13日(金)

(1)申込方法

自主シンポジウムの項目に必要事項を記した「自主シンポジウム申込書」を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、「第19回大会参加申込フォーム」からお申し込みください。

なお、自主シンポジウムコーディネーターは以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. ①大会当日において本学会正会員であること
    ②会費を納入済みであること
    ③研究成果公表に関する規則を遵守していること

(2)概要締め切り: 6月13日(金)

パネラーは発表論文原稿の提出は不要ですが、「研究活動チェックリスト」を提出願います。フォーマットは学会ホームページ(https://www.jaic.jp/society/rule/checklist.pdf)から打ち出してお使いください。なお、チェックリストに記してある同意書の提出は不要です。

(3)当日配布の資料につきましては自主シンポコーディネーターは必要部数をご用意ください。

4.研修会参加申込について 研修会予約申込締切日:8月29日(金)

(1)FAXによる予約申込方法

大会参加申込書」の研修会参加申込欄に必要事項を記入し、大会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2)インターネットによる予約申込方法

第19回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。

(3)研修会参加費:8ページの大会参加費内訳に記した研修会参加の項目をご参照ください。

(4)研修会予約申込締切日:8月29日(金)となっておりますが、定員に限りがございますので(先着順)、早めに手続きをお済ませてください。

Ⅴ 今後の予定

6月13日 個人研究・事例発表、自主シンポジウム 申し込み締め切り(自主シンポのみ概要含む)
8月1日 個人研究・事例発表 原稿 締め切り
8月29日 大会・研修会予約参加申し込み締め切り
8月中旬 プログラム発送
大会当日 発表論文集お手渡し

■個人研究・事例発表の論文原稿作成要領

1. 原稿作成

①原稿用紙と記入方法

・下記をご自身のパソコンに保存してご利用ください。
 個人研究・事例発表の論文原稿テンプレート >>Word
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・文字は明朝体で揃えてください。
・2ページ分または4ページ分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄ページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページとしてください。

②図・表・写真

 図・表・写真の合計面積が、原稿全体の1/3を越えないようにしてください。
 *事例発表を希望する方は2号通信(PDF)最終ページの大会申し込み書の
  事例発表欄にチェックをつけてください。個別にご説明します。

2.原稿の送付

・8月1日(金)までに学会事務局(19taikai@jaic.jp)へ、添付でご送信ください。

・PDFファイル形式の原稿を添付でお送り下さい。
(作成したPDFファイルは必ず内容をご確認されてから後に、添付でお送り下さい。)

・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括送信してください。この場合「一括送信」とメールの件名に明記してください。

3.発表機材について

発表の際に機器の使用をご希望の方は、2号通信(PDF)最終ページの申込用紙に所定の欄がありますので、忘れずにご記入ください。事前の申込がない場合は、事務局で準備する機材の利用ができません。なお、ご自身で用意された機器を使用する場合、申込の必要はありません。

パソコン・プロジェクター・ビデオ・DVD・OHPなど、一般的に研究発表で利用される機器につきましては、事務局で準備いたしますが、使用できる機器の詳細につきましては大会事務局までお問い合わせください。

また、当日の急なトラブルに対応できるように、発表用のデータはメモリスティックなどでバックアップをお取りいただき、当日ご持参されることをおすすめいたします。

なお、諸般の事情で機器がご希望に沿えない場合は、事前にその旨ご連絡いたしますので、ご了承ください。

※小型のパソコンやMacintosh、iPad等での発表を予定されている方は、プロジェクター入力用のコネクターが合わない場合がありますので、お手数ですが専用の変換ケーブルをご持参下さい。

4.当日配布の資料について

当日配布の資料につきましては発表者が必要部数(30部程度)をご用意ください。事務局で印刷はいたしません。

第19回大会事務局(お問い合わせ先)

<研究発表等の書類・原稿等の提出先・問い合わせ先>

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020 号室 日本産業カウンセリング学会事務局

TEL&FAX:03-5228-4418

e-mail:19taikai@jaic.jp

※事務局は、火曜日~金曜日の毎日13 時~17 時まで開局しています。(休日は土、日、月、祝日) 事務局員が不在の場合もありますので、できるだけメールまたはFAX にてお問い合わせください。

テンプレート見本

PDF&WORDデータ

日本産業カウンセリング学会第19回大会自主シンポジウム申込書 >>PDF
個人研究・事例発表の論文原稿テンプレート >>Word
日本産業カウンセリング学会第19回大会2号通信 >>PDF

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