第22回研修会 最近の職場状況と課題解決アプローチ

「最近の職場状況と課題解決アプローチ」
      ~みちのくの紅葉を楽しみながら研修しませんか~

1:日 時

2010年10月23日(土)10:00~16:30

2:会 場

NBFユニックスビル 第2会議室
(福島市栄町6-6;JR福島駅東口から徒歩3分)
http://navifukushima.com/024-522-4186/

3:参加費

当学会員 5,000円、 非学会員 7,000円、 学生 2,000円

4:募集人員

60名

午前(10:00~12:00)
「職場の人材マネジメントとメンタルヘルス」
講師:五十嵐 敦先生(福島大学)
 過重労働とメンタルヘルスは本当に関連しているのでしょうか?これまでの調査研究から再検討します。課題解決のカギとして職場マネジメントはもちろん人材育成と日常生活に注目してみます。また,6月に開催されたICOH WOPS2010の研究発表から,気になった話題をいくつか紹介する予定です。これからの活動にお役に立つ情報だと思います。

午後(13:00~16:15…途中休憩あり)
「職場と家族:理想としてのポジティブスピルオーバー!?」
講師:長谷川啓三先生(東北大学)
私たちの人生は職業と家庭のふたつを大きな舞台にして展開します。ビジネスとラブもしくはホームといってもよいかも知れません。人生の喜びも悲しみもが、この二つを舞台にしているといってよいのではないでしょうか。そこでこの二つの舞台がお互いにうまくそれぞれを支え合うような関係をポジティブ・スピルオーバーな状態と呼ぶことがあります。たぶん良い人生とは、その状態のはずです。ここにひとつの事例があります。中堅のパートの女性が慣れた生産ラインの仕事を辞めたいと現場のカウンセラー役に訴えてきました。理由は幼稚園のこどもが登園拒否になったのです。そしてその原因は、こどもが不登園なのに、いつまでもパートなどに出ているからだと姑に言われたことが理由のひとつです。さてこれはネガティブなスピルオーバー状態です。産業現場にいるカウンセラーはどう支援するべきでしょう?たった2回ほどの面接で成功した実際事例を紹介し、検討することから始めたいと思います。産業カウンセラーは、実は、この職業と家族をネガティブからポジティブな関係にダイレクトに支援できる立場にいます。
(参考文献 インスーのブリーフコーチング入門 創元社)

以上

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