第20回大会 1・2号通信

大会テーマ:不確実な時代のライフデザイン

9 ⽉4 ⽇(⾦)研修会
5 ⽇(⼟)・6 ⽇(⽇)学会⼤会
会場:⽇本体育⼤学
   世⽥⾕キャンパス

<第20 回記念大会の開催にあって>
大会テーマは「不確実な時代のライフデザイン」です。21 世紀の社会は技術革新が進展し、国際的競
争が激しくなり、組織構造や労働の形態が流動化し、誰もが先を予想できない不確実な時代と言われ
ています。長寿化する一方、生涯に亘る仕事は無くなる中で、健康で幸せな人生を送るために私たちは
何をなすべきかを考えてゆきます。また、全米・英国の著名なセラピストであるCei Davies Linn 先生を招
聘して、カウンセリングにおけるナラティブアプローチを深めてゆきます。多くの方々のご参加をお待ちし
ています。
日本産業カウンセリング学会会長、第20 回大会準備委員長 小澤康司

<日本体育大学での開催によせて>
本学は、120 年を超えて保健体育教員を輩出し、卒業生は教科指導だけでなく、学校行事や生徒指
導の中心となり、放課後の部活動においても熱心な指導で多くのスポーツ選手を育ててきました。現在、
2020 年東京開催のオリンピックとパラリンピックへの参加に向けて選手養成などの準備を進めています。
しかし、スポーツ選手でも競技の世界を続けるのは、その一部であり、選手として競技を続けても、やが
ては新たに職業を選択しなければなりません。大会テーマである「不確実な時代のライフデザイン」はア
スリートにとっても職業と関わる大切な課題でもあります。本学における第20 回記念大会の開催はアス
リートに生涯キャリアを考えるきっかけとなるものであり、大会運営に全力を尽くしたいと思います。
第20 回大会副準備委員長 本間啓二

第20 回大会事務局(お問い合わせ先)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020 号室
日本産業カウンセリング学会事務局
TEL&FAX:03-5228-4418 e-mail:20taikai@jaic.jp
※事務局は、火曜日~金曜日の毎日13 時~17 時まで開局しています。(休日は土、日、月、祝日)

 

Ⅰ 会期・会場

会期 2015年9月4日(金): 研修会 会場:日本体育大学世田谷キャンパス
5日(土): 大会 第1日目
懇親会
〃 
会場:日本体育大学世田谷キャンパス学内レストラン
6日(日): 大会 第2日目
会場住所:〒158-8508 東京都世田谷区深沢7-1-1
交通アクセス:東急田園都市線「桜新町」駅から徒歩15 分、バス5 分 黒07系統目黒駅行(のりば2)
都立01系統都立大学駅北口行(のりば3)いずれも「日本体育大学前」にて下車

Ⅱ 大会スケジュール

大会スケジュール

※4 日の自主シンポジウム申し込みは10 ページをご確認ください。
※6 日に研究サロンとして研究についてご相談していただけるブースを設けています。

■ 大会主要プログラム 研修会の概要

日 時:2015 年9 月4 日(金):10 時30 分開始~16 時30 分終了(受付時間 10 時~10 時30 分)
A :特別コース 5.0 時間 10 時30 分開始~16 時30 分終了(昼食休憩13 時~14 時)
B,C :1日コース 5.0 時間 10 時30 分開始~16 時30 分終了(昼食休憩13 時~14 時)
D,E,F :午前コース 2.5 時間 10 時30 分開始~13 時終了
G,H,I :午後コース 2.5 時間 14 時開始~16 時30 分終了
会 場:会場:日本体育大学世田谷キャンパス2F
特別コース 5.0 時間 10 時30 分開始~16 時30 分終了(昼食休憩13 時~14 時)
カイ・デヴィス・リン(Cei Davies Linn) 氏のワークショップ
―働く人のトラウマとその回復―
英国在住セラピスト、APA 認定インストラクター Cei Davies Linn

働く人のトラウマは広い範囲の感情問題に広がる。うつ症状、不 安、ストレス、自信や自尊心の喪失は、内発的あるいは外的な状況に よって生じる。外発的な問題としては、いじめ、強迫、あるいは仕事の 機会を見落とすなどがある。そのようなトラウマ経験を表現する言葉の 中に、何が問題なのかを発見することができる。カウンセラーは、トラ ウマを言語で表現できるようにクライエントを援助して、援助につなが る正確な手掛かりを見つけることができる。
デビッド・グロブとその妻カイ・ディヴス・リンは、カウンセリングで交わされる会話の中に、特有の文 法や構文があることを発見した。クリーン・ランゲージとメタファーの使用によって、カウンセラーの問 いに答えるクライエントのトラウマ体験表現の中に、トラウマ回復の手がかりとなる的確で信頼できる 情報を得る方法を確立した。これは情報中心プロセスともいえる。カウンセラーは、クライエントが表 現する個別な情報、つまりその人が実存として構成したものに、カウンセリングのための資源を手に 入れる。 このセミナーを受講することによって、クライエントのトラウマ体験の深層構造を知る方法を学ぶ。 このことは、今までのセラピーでは、見過ごされてきた。


通訳 泉圭子(いずみけいこ)
デビッド・グロブに直接に師事をし、クリーン・ランゲージと認識論的メタファーの方法を学び、世界 銀行で管理職と職員のコーチングに活用した。グロブを世界銀行の職員トレーニングに招聘して、共 にトレーニングのデザインをする。グロブ死去のあとは、カイ・ディビス・リンと共にクリーン・ランゲー ジのコーチングを行う。元世界銀行管理職・職員コーチ。その他、世界銀行では異文化理解のトレー ニングも行い、米国・ヨーロッパの主要大学、ヨーロッパのキャリア・フェアと外務省主催の会議等で、 キャリア開発について発表を行い、学生・プロフェッショナルのキャリア相談を行った。


コーディネーター 水野修次郎 立正大学臨床心理学科特任教授、臨床心理士、日本カウンセリ ング学会認定カウンセラー会会長、Ed.D.
今回のCei 先生の招聘に努力しました。その理由は、クライエントが言語で表現するとは、実存の 構成であって、それを扱えるカウンセラーになるきっかけと秘訣がこのセミナーにあると信じているか らです。Cei 先生からカウンセリングでメタファーを使う方法を学ぶことができます。Cei 先生による研 修は、APA(American Psychological Association)より単位が認定されます。この研修でも終了証書を 発行します。

1日コース 5.0 時間 10 時30 分開始~16 時30 分終了(昼食休憩13 時~14 時)
B 女性のライフキャリアデザイン
法政大学教授 宮城まり子 先生

働く女性、または今後働くことを希望している女性を対象とするカウンセリングでは何が大切で しょうか。女性の平均寿命はいまや90歳に手が届かんとしています。誰にとっても長期的な人生を 展望した「ライフキャリアデザイン」が必要です。日本女性の労働力率は「M字カーブ」を描いており、 ほぼ台形を描く欧米などの諸国とは相違があります。現在、第1子出産を機に約60%の女性が退 職し、子育て後に社会復帰・再就職を希望しても、女性が求める労働条件とはなかなか合致しない のが実態です。女性には多様なライフコースと選択肢が存在します。就職、結婚、出産、育児休業、 復職、昇格、介護など、女性はライフキャリアの節目・節目、転換時の分かれ道では、誰もが共通に 葛藤し、迷い、悩むことがあります。女性のキャリア支援は男性とは異なる要素が多く存在していま す。そこで、子どもの時からのキャリア教育、ライフキャリア形成の節目におけるカウンセリングでは どのような支援が必要なのかを考えます。さらに多様な事例も検討しながら、女性のライフキャリア 支援と効果的カウンセリングのあり方、女性活躍推進のための人事施策などに関しても積極的に意 見交換しながら学びます。


講師紹介
宮城まり子 法政大学キャリアデザイン学部教授・同大学院キャリアデザイン研究科科長。 臨床心理士。慶應義塾大学文学部心理学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士 課程修了。病院臨床(精神科・心療内科・小児科)、教育研究所研究員・教育相談員、産業能率大学 助教授、カリフォルニア州立大学研究留学(キャリアカウンセリング)、立正大学心理学部教授等を 経て、2008年4月より現職。専門は臨床心理学、キャリア開発・キャリアカウンセリング。研究活動 の他、多方面での講演活動、企業におけるキャリア研修活動、カウンセラー育成、スーパービジョン 活動等に精力的に取り組み、活躍中。

C 質的研究を学ぶ — グラウンデッドセオリー法
お茶の水女子大学教授 岩壁茂 先生

質的研究は、日常の生活における人の体験やある事象の流れなどを明らかにする研究です。語りか らその個人の価値観や主観的世界を理解し、様々な心理的現象の意味やプロセスを理解することを 重視するカウンセリングにおいて、非常に重要な役割をもっています。本講座では、まず質的研究の 基本的な考え方や質的研究方法のバリエーションについて実際の研究例を挙げながら解説します。 そして、インタビューをもとにしたデータ収集法を中心に説明し、グラウンデッドセオリー、テーマ分析 を元にしたデータ分析方法について実習的に学びます。


講師紹介
岩壁茂 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。カナダマギル大学カウンセリング心理学科博士 課程修了。心理学博士(Ph.D)札幌学院大学人文学部助教授を経て、現在お茶の水女子大学基幹 研究院教授。心理的健康における感情の役割、心理療法プロセス研究、質的研究などを専門にす る。著書に「はじめて学ぶ臨床心理学の質的研究 — 方法とプロセス」岩崎学術出版社.などがあ る。

午前コース 2.5 時間 10 時30 分開始~13 時終了
量的研究~基本の考え方,数式を使わない統計の生かし方~
福島大学総合教育研究センター教授 五十嵐敦 先生

量的研究のアプローチが,メンタルヘルスの向上に生かせることを実際のデータや取り組みなど について紹介します。科学的アプローチを代表する量的研究は,質的研究と相補的な関係にありま す。統計は最強ではありませんし,万能でもありません。でも,仲良くしておくといろいろな現象のとら え方に幅が出ます。それは臨床場面や職場の課題への対処の幅を広げてくれます。支援する側の 自己満足や偽科学に陥らないための量的アプローチについて,数字の苦手な講師が担当します。


講師紹介
五十嵐敦 福島大学総合教育研究センター教授(キャリア研究部門)。福島産業保健総合支援セン ター相談員。専門領域は,職業心理学。職場の安全衛生,組織マネジメント,過重労働とメンタルヘ ルス,キャリア発達に関する研究とその成果に基づく支援活動を展開。

ストレスチェックの活用と展開
日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所 根本忠一 先生

労働安全衛生法の改正により今年12 月からストレスチェックの実施が各企業に義務づけられま す。この制度は一次予防強化を主眼としながら、早期にストレスの高い者を発見し、医師による面接 を実施することで未然予防につなげるとしています。検査の実施には医師・保健師、厚生労働大臣 が定める一定の研修を修了した看護師または精神保健福祉士が当たることになります。そうした状 況の中で企業現場のカウンセラーの今後果たすべき役割、本来のカウンセリング活動との関係づ け、それらの問題を皆様とともに検討し理解を深めたいと思います。


講師紹介
日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所 研究主幹、産業保健法学研究会 理事、平成26 年度文 科省うつ病研究会 委員。1988 年以降産業人のメンタルヘルスの調査・研究に従事。著作に 「ホワ イトカラー問題と企業組織の活力」『現代のエスプリ』1995 、「企業内教育とカウンセリング・マインド」 『産業カウンセリング入門』2007 等。論文「メンタル・ヘルスの指標を用いた組織活性化の試み」2011 で全日本能率連盟賞 受賞2012

F 若者のキャリア支援
日本体育大学教授 本間啓二 先生

若年層に対する進路指導、職業指導において活用されている「職業レディネス・テスト(VRT)」の理 論と構造、利用上の留意点を理解すると共に、実際にVRTを体験実施し、その解釈と活用の仕方に ついて学ぶ。更に、職業レディネス・テストの一部を使ってガイダンスツールとして開発されたVRTカ ードを使用したカードソート法の体験実習により、対面式のアセスメント・カウンセリングの具体的な 進め方を学ぶ。


講師紹介
都立高校教員として27 年間勤務し、大学へと転職した。現在では教員養成やキャリア教育、キャリア コンサルタント養成等に関わっている。また、キャリア研究会を主宰し、設立25 年250 回を迎える月 例研において、キャリア支援の研修を続けるとともに、厚生労働省「キャリア教育プログラム開発に 関する検討会」座長、「キャリア教育専門人材養成事業」座長を努めている。

午後コース 2.5 時間 14 時開始~16 時30 分終了
G マネジメント・コンサルテーション演習
株式会社ジャパンEAPシステムズ 松本桂樹 先生

メンタルヘルス対策の中核はラインケアに置かれますが、いわゆる「現代型うつ」の増加も相まって、 ラインケアの担い手である管理職の疲弊感が増しています。カウンセラーは、管理職や人事労務管 理スタッフの負担軽減に寄与できることが重要な役割といえます。講師はEAPの黎明期から試行錯 誤を重ねるなかで、効果的なコンサルテーションにポイントとなる5つのプロセスを見出しました。本コ ースでは、このプロセスを解説すると同時に、直面化技法の演習を中心としてマネジメント・コンサル テーションの効果的方法を実践的に学びます。


講師紹介
松本桂樹 東京学芸大学大学院修了。精神科医療機関にて勤務の後、現職へ。現在、代表取締役 社長。20 年にわたりEAPの第一線に立ち、現在も管理職・人事労務管理スタッフの相談を数多く受 けている。臨床心理士、精神保健福祉士、1級キャリア・コンサルティング技能士、シニア産業カウン セラーの資格を有し、法政大学大学院にて兼任講師も務める。

H 事例検討の進め方
統合的心理療法研究所(IPI) 所長 平木典子 先生
司会 大正大学人間学部教授 廣川 進 先生

自分の実践を事例検討会に出してさまざまな観点から検討することはカウンセリングの実務に関わ る者にとって欠かせません。参加者も事例を批評家的な態度であら探しをして自己満足に終わるこ となく、そのとき自分なら何ができたか、ともに自己研鑚の場として学び合ういい機会です。 *事例提供者を募集しますので研修会申込書にその旨をお書き下さい。


講師紹介
平木典子 統合的心理療法研究所(IPI)所長、日本女子大学、跡見学園女子大学、東京福祉大学 教授などを歴任。当学会のスーパーバイザー養成にも尽力され、理論と技法の統合を志向する研究 実践に長年取り組まれてきた。 廣川進 大正大学人間学部臨床心理学科教授大学で教鞭をとる傍ら、官公庁および産業領域にお ける心理的援助全般、職場のメンタルヘルスなど支援。海上保安庁では10 年余、惨事ストレス対策 アドバイザーを担当。PTSD、メンタルケアのみならずキャリアの研究と著述など先進的取組みを進 めている。

I 中高年・シニアのライフキャリアへのポジティブアプローチ
福島大学総合教育研究センター教授 五十嵐敦 先生
組織能力研究所代表 作田稔 先生

人は、職業人としての発達と成長をするだけでなく、その人が生きる、多様な社会的役割を担いな がら自からの人生を生きて行きます。そうした中、中高年・シニアのライフキャリアは、青年期とは異 なる、不安定さや危機を有していますが、その特質を理解することが、その人らしいメンタルケアを含 む、生き甲斐・働き甲斐を支え、新たなキャリアの充実を引出す可能性を秘めています。 ここでは、中高年・ シニアのキャリアへのポジティブアプローチとその考え方について、事例研 究、ワークショップを交えながら、参加者と共にその在り方を考えます。


講師紹介
五十嵐敦 福島大学総合教育研究センター教授(キャリア研究部門)。福島産業保健総合支援セン ター相談員。専門領域は,職業心理学。職場の安全衛生,組織マネジメント,過重労働とメンタルヘ ルス,キャリア発達に関する研究とその成果に基づく支援活動を展開。 作田稔 企業におけるキャリア開発プログラムを創始し、企業組織開発と企業文化再生、経営統合 と人的経営戦略、エンパワーメントサーベイ等組織展開。専門領域はイノベーション・マネジメント、キ ャリア発達、職業・組織心理。1級キャリア・コンサルティング技能士、NCDA会員。キャリア教育、地 域シニアのライフキャリア支援活動など取組んでいる。

Ⅳ 大会の主要プログラム

【9 月4 日(金) 10:30〜18:15】

(1)研修会 コース等詳細は3 ページをご参照下さい。

(2)自主シンポジウム (申し込み方法は9 ページ)

【9 月5 日(土) 9:30〜19:30】

(1)大会企画シンポジウムⅠ
テーマ 「最近の行政施策とカウンセラーのあり方を考える」
司 会:廣川 進 (当学会副会長 大正大学)
シンポジスト①厚生労働省能力開発の立場から:「キャリアコンサルタントのこれからについて(仮)」
(調整中)
シンポジスト②産業医の立場から:「従業員の健康管理について(仮)」 (調整中)
シンポジスト③カウンセラーの立場から:「これからのカウンセラーのあり方(仮)」
松本桂樹(当学会副会長 株式会社ジャパンEAP システムズ)

最近、カウンセラー等の心理職を活用する行政施策が検討され実施されるようになってきました。
不確実な社会で生じる多様なニーズに対し、今後、カウンセラーはどのようなフィールドで活躍できるの
か?その求められる役割や技能等について、多角的に討議してゆきます。

(2)大会企画シンポジウムⅡ(第20 回大会記念シンポジウム)
テーマ「カウンセリングのナラティブアプローチ」
司 会:小澤 康司 (当大会準備委員長 立正大学)
シンポジスト①Cei Davies Linn
(クリーン・ランゲージをデビッド・グロブと共に創始する、英国在住セラピスト)
シンポジスト②水野修次郎 (RICE 研究所代表、立正大学特任教授)
シンポジスト③平木典子 (当学会顧問、日本キャリア開発研究センター代表)

欧米では、社会構成主義的アプローチの実践&研究が進んでいます。
我が国では、カウンセリング領域においてナラティブアプローチの導入はこれからの重要な課題と言えます。
ナラティブはその国や文化を反映するものでもあり、日本におけるナラティブアプローチの意義や可能性、課題等を多角的に検討してゆきます。

(3)懇親会: <Cei Davies Linn 先生 WELCOME PARTY>
会場: 日本体育大学 1階 レストラン
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

【9 月6 日(日) 9:30〜16:50】

(1)個人研究・事例発表Ⅰ(午前)
今回の大会では個人研究発表に加えて個人のカウンセリング実践を検討する事例発表も設けており
ます。せっかくの機会ですので積極的に応募をご検討ください。
*事例発表についての詳細は大会事務局へお問い合わせください。

研究サロン:11:00~13:00 で開催。
研究活動について,気ままに 情報交換をします(ランチ持参でどうぞ,出入り自由です)。

(2)個人研究・事例発表Ⅱ (午後)

(3)ラウンドテーブル・ディスカッション

タイトル お名前(ご所属) ①企画者 ②パネラー
不確実な社会におけるカウンセラーのあ り方 ~産業カウンセリングの定義を踏 まえ、その潮目を問う~ ①連携推進委員会
②松本桂樹(株式会社ジャパンEAPシステムズ)
大仁田広恵(不知火クリニック)
作田稔(組織能力研究所)
五十嵐敦(福島大学)
根本忠一(日本生産性本部)
職場の人材育成と健康管理 ①研究委員会
②小倉泰憲(山形大学)
菅野由喜子((財)労働者健康福祉機構)
杉本和夫(杉本キャリア開発研究所)
渡邉祐子(ワークナビ研究所)
平野光俊(神戸大学)
企業におけるメンタルへルス対策につい て考える~事例参天製薬株式会社様の メンタルヘルスケアの全体像と復職支援 としてのメンター制度~ ①石川邦子(事務局長、ナチュラルウィル有限会社代表)
②話題提供:参天製薬株式会社健康支援室室長、その他パネラー
調整中
企業・組織の中におけるカウンセラー活 動を考える ①西澤肇
(研修委員長・株式会社三菱東京UFJ 銀行キャリア相談室長)
②ご参加者主体
企画者から話題提供をしますが、ご参加者主体のディスカッ
ションを中心に進めます。
ダイバーシティ・マネジメントと 女性のキャリア ①碇明生(アンカレッジ・キャリア・コンサルティング)
②村松邦子(ウェルネス・システム研究所)
その他パネラー 調整中
ライフデザインアプローチについて ~サビカス理論の日本への導入につい て~ ①小澤康司(立正大学)
②平木典子 (当学会顧問日本キャリア開発研究センター代表
水野修次郎(RICE 研究所代表、立正大学特任教授)
平 和俊(日本キャリアカウンセリング研究会事務局長)
スーパービジョンを受けてみよう! ①尾久裕紀 大妻女子大学
②パネラー 調整中

*ラウンドテーブルは現在、さらに企画中です。ご要望がありましたら大会事務局まで。

Ⅳ 大会参加等予約申込要領

1.予約申込について 大会参加予約申込締切日: 8 月20 日(木)

(1)FAXによる予約申込方法

大会参加申込書」に必要事項をご記入の上、学会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2) インターネットによる予約申込方法

第20回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。

(3)大会参加費・研修会参加費お振込

①「払込取扱票」(同封)を用いてご自身の大会参加費合計金額をお振込みください。
※大会参加費合計金額は、大会参加申込書で計算いただけます。
※大会参加費合計金額のお振込をもって、正式申込として取り扱わせていただきます。

②大会参加費内訳 下表に項目・区分毎の大会参加費を記します。社会人大学(院)に在学中の方の参加費は、学生区分とします。

項目 区分 正会員 非会員 学生
大会参加 予約 ¥8,000 ¥11,000 ¥3,000
当日 ¥10,000 ¥13,000 ¥4,000
懇親会 予約 ¥4,000 ¥4,000 ¥2,000
当日 ¥5,000 ¥5,000 ¥2,000
個人研究
(論文掲載料を含む)
予約のみ ¥2,000 非会員は発表者
にはなれません
¥2,000
連名発表 予約のみ ¥1,000 ¥2,000 ¥1,000
特別コース 予約 ¥8,000 ¥10,000 ¥3,000
当日 ¥10,000 ¥12,000 ¥4,000
研修会参加
(1 日コース)
予約 ¥6,000 ¥8,000 ¥2,000
当日 ¥8,000 ¥10,000 ¥4,000
研修会参加
(午前・午後コース)
予約 ¥3,000 ¥4,000 ¥1,000
当日 ¥4,000 ¥5,000 ¥2,000

重要:お振込の際にお受取になった半券(振替払込請求書兼受領証)は大会(研修会)参加証を兼ねています。大会当日には、必ずご持参いただき、受付にご提示いただきますようお願いします。参加者名札を交付します

(振込先)
※できるだけ同封の「払込取扱票」をご使用いただき、下記口座へお振り込みください。
 郵便振替口座:00160-2-401694
 加入者名:日本産業カウンセリング学会事務局

※一旦納入された参加費はお返しできません。ご了承ください。

2.個人研究・事例発表申込について  個人研究・事例発表申込締切日:6 月30 日(火)

(1)申込方法

研究発表の項目に必要事項を記した「大会参加申込書」を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、「第20回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。

なお、発表者は以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. ①大会当日において本学会正会員であること
    ②会費を納入済みであること
    ③研究成果公表に関する規則を遵守していること
    ④研究発表の方法は口頭発表とします
    発表の時間は1件につき30分(発表20分・質疑応答10分)とし、研究発表者となるのは、1人1回に限ります。ただし、連名発表者になる場合はこの限りではありません。

(2)個人研究・事例発表費:8ページの大会参加費内訳をご参照願います。

(3)発表論文原稿締切日:8月1日(土)
発表原稿の様式は10ページに掲載した「個人研究・事例発表の論文原稿作成要領」をご覧下さい。なお、発表論文原稿を提出の際、記入済みの「研究活動チェックリスト」もご提出願いします。フォーマットは学会ホームページ(https://www.jaic.jp/society/rule/checklist.pdf)をお使いください。

3.自主シンポジウム申込について 自主シンポジウム申込締切日:6 月30 日(火)

(1)申込方法

自主シンポジウムの項目に必要事項を記した「自主シンポジウム申込書」を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、「第20回大会参加申込フォーム」からお申し込みください。

なお、自主シンポジウムコーディネーターは以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. ①大会当日において本学会正会員であること
    ②会費を納入済みであること
    ③研究成果公表に関する規則を遵守していること

(2)概要締め切り:6 月30 日(火)

パネラーは発表論文原稿の提出は不要ですが、「研究活動チェックリスト」を提出願います。フォーマットは学会ホームページ(https://www.jaic.jp/society/rule/checklist.pdf)から打ち出してお使いください。なお、チェックリストに記してある同意書の提出は不要です。

(3)当日配布の資料につきましては自主シンポコーディネーターは必要部数をご用意ください。

4.研修会参加申込について 研修会予約申込締切日:8 月20 日(木)

(1)FAXによる予約申込方法

大会参加申込書」の研修会参加申込欄に必要事項を記入し、大会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2)インターネットによる予約申込方法

第20回大会参加申込フォーム」をクリックし、各項目ご入力の上送信してください。
※受付は参加費払込順とします。第1希望にならないときは事務局から連絡させて頂きます。 

(3)研修会参加費:9ページの大会参加費内訳に記した研修会参加の項目をご参照ください。

(4)研修会予約申込締切日::8月20 日(木)となっておりますが、定員に限りがございますので(先着順)、早めに手続きをお済ませてください。

Ⅴ 今後の予定

6月30日 個人研究・事例発表、自主シンポジウム 申し込み締め切り(自主シンポのみ概要含む)
8月1日 個人研究 原稿 締め切り
8月20日 大会・研修会予約参加申し込み締め切り
8月中旬 プログラム発送
大会当日 発表論文集お手渡し

■個人研究・事例発表の論文原稿作成要領

1. 原稿作成

①原稿用紙と記入方法

・下記をご自身のパソコンに保存してご利用ください。
 個人研究・事例発表の論文原稿テンプレート >>Word
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・文字は明朝体で揃えてください。
・2ページ分または4ページ分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄ページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページとしてください。

②図・表・写真

 図・表・写真の合計面積が、原稿全体の1/3を越えないようにしてください。
 *事例発表を希望する方は2号通信(PDF)最終ページの大会申し込み書の
  事例発表欄にチェックをつけてください。個別にご説明します。

2.原稿の送付

・6 月30 日(火)までに学会事務局(20taikai@jaic.jp)へ、添付でご送信ください。

・PDFファイル形式の原稿を添付でお送り下さい。
(作成したPDFファイルは必ず内容をご確認されてから後に、添付でお送り下さい。)

・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括送信してください。この場合「一括送信」とメールの件名に明記してください。

3.発表機材について

発表の際に機器の使用をご希望の方は、2号通信(PDF)最終ページの申込用紙に所定の欄がありますので、忘れずにご記入ください。事前の申込がない場合は、事務局で準備する機材の利用ができません。なお、ご自身で用意された機器を使用する場合、申込の必要はありません。

パソコン・プロジェクター・ビデオ・DVD・OHPなど、一般的に研究発表で利用される機器につきましては、事務局で準備いたしますが、使用できる機器の詳細につきましては大会事務局までお問い合わせください。

また、当日の急なトラブルに対応できるように、発表用のデータはメモリスティックなどでバックアップをお取りいただき、当日ご持参されることをおすすめいたします。

なお、諸般の事情で機器がご希望に沿えない場合は、事前にその旨ご連絡いたしますので、ご了承ください。

※小型のパソコンやMacintosh、iPad等での発表を予定されている方は、プロジェクター入力用のコネクターが合わない場合がありますので、お手数ですが専用の変換ケーブルをご持参下さい。

4.当日配布の資料について

当日配布の資料につきましては発表者が必要部数(30部程度)をご用意ください。事務局で印刷はいたしません。

テンプレート見本

PDF&WORDデータ

日本産業カウンセリング学会第20回大会自主シンポジウム申込書 >>PDF
日本産業カウンセリング学会第20回大会参加申込書 >>PDF
個人研究・事例発表の論文原稿テンプレート >>Word
日本産業カウンセリング学会第20回大会1・2号通信 >>PDF

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